『アゴスティーニ:ヤマハがロッシの要望を聞かない理由が分からない』
★7月26日(日)、アンダルシアGP(第2回ヘレス戦)のモトGP決勝戦で、ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)が3位だった。
★レース後のインタビューでロッシ選手はヤマハに対し、「セッティング面に関し、僕の要望を満たしてくれない」と抗議した。
★ジャコモ・アゴスティーニ(1960〜70年代に世界選手権で活躍した元レーサー。計15回タイトル獲得)が、次のように語った。
【ロッシ選手がヤマハに抗議していたが…】
「ちょっと当惑してるんですよ…私もヤマハで走ってきた人間だし、当時、頼んだことは全部やってもらえてましたからね。時代が変わり、エンジニアも変わり…セッティングンに関して、ライダーに決定権があると言うのも当然なわけでねぇ。
クアルタラローやヴィニャーレスが強い走りはしているが…なんでまた、ヴァレンティーノの要望が聞いてもらえないものなのか…。
マシンは、皆、同じものに乗っていて…まぁ、セッティングに関してはねぇ、荷重配分なんかはライダーらがそれぞれやっていくわけで…。
いったいどうしてなんですかねぇ。ヤマハがヴァレンティーノの要望を聞かないなんて奇妙な話でしょ…たかだかセッティングについてのことなのに。」
【一方、アンドレア・ドヴィツィオーゾはヘレス第1戦は表彰台に上がったのに、第2戦は不調で…】
「ライダーにとって、穏やかな気持で居られるかどうかって言うのは重要ですからねぇ。穏やかな状態ならば、皆から支持されていると感じられるのだし…今の状況でライダーが100%以上の力を発揮できるものなのか…。もちろん、詳しいことは知らないが、ただ、はたから見てる分にはそんな感じでしょ。
マシンの方も仕上がっていないようだしねぇ。第1戦では強い走りをしていたのに、同じトラックで1週間後にはそう言う走りはできなかったわけでしょ。
舞台裏で何かが上手く行ってないけだけでも、そんな風になったりしますからね。」
【現在、ファビオ・クアルタラローが50ポイント獲得で総合首位だが…】
「クアルタラローは唯一、マルケスに対抗できるライダーだが、もしマルケスに転倒前のような走りができるのなら、残り全勝なんてこともあるだろうからね。
たとえ50ポイント引き離していても厳しいんじゃないんですか。
ただ、マルケスにしたって残り全勝は容易なことではないが…最後の最後まで、手に汗握るレースを見せてくれるんじゃないんですか。」
MOTOGP – Giacomo #Agostini analizza la seconda gara #MotoGP a #Jerez. E si dice sorpreso per le dichiarazioni di Valentino #Rossi nei confronti della #Yamaha.@MotoGP @yamaharacingcom @ValeYellow46 https://t.co/PyZFccZWG5
— corsedimoto (@corsedimoto) July 27, 2020
(参照サイト google 翻訳:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
ロッシの要望に応えられるセッティングに出来ないだけだと思うが。
そんな嫌がらせみたいな事しているのであれば、ペトロナスにねじ込むなんて事はしないだろうに。
古沢さんが引いて強いコンプレイングがなくなったというのは大きいですね
中上貴晶みたいに昨年型マシンに乗らされてるとか、あからさまな差別されてるならまだしも、ロッシがヤマハに批判じみたことをいうのが嫌だ。
今やロッシはセカンドライダーになってしまったけどヤマハ内で差別されてるようには見えない
表立って具体的に何をどうしろとは言ってないみたいだけど、むしろ自分に優先して新パーツを導入してほしいとかそういうことを意味してる発言に思える。
ヤマハ内の優先順位がもう以前と違いますからそこはしょうがないかなと。
速いライダーにマシンを合わせて開発するのは基本中の基本ですからね。
セカンドどころか、ロッシもヴィニャーレスもテストライダーくらいのペースでしか走ってない。ロレンソの方が早そう。