『ドヴィツィオーゾ:人間だから、契約更改の件は影響してる…』
★8月8日(土)、チェコGP予選でアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティファクトリー)が18位だった。
★ドヴィツィオーゾ選手のコメント。
「去年との唯一の違いはタイヤなんですよ。僕の考えとしては、はっきりしているのはタイヤの問題でだけすね。
冬季テストの時からずっとこの問題を抱えていて、チームと共にいまだ解決策を突き止められないんです。けっこう色々と変えてはみてるけれど、これまでのような操縦ができないんですよ。」
【現在、契約更改の交渉が進んでいないと言うことは関係ある?】
「なんでも関係ありますよ。僕らライダーも人間ですから。」
【ベッテルとフェラーリの関係に似ていると言う意見もあるが…契約交渉が難航し、パフォーマンスが落ちてしまったと…】
「あまり色々なことに首を突っ込まないで、今、重要だと思うことにのみ集中していきたいんで…。とにかく、そう言う質問に答える気はありませんから。」
【去年と比べて、具体的に何が上手くいかないの?】
「最初から最後まで、ブレーキを上手くコントロールできないんですよ。スリップをコントロールできないし、安定させることもできず…それで、この通り、マシンが暴れてしまってるんです。
一番厄介なのは、通常、僕は速くても遅くても、その理由を正確に把握できるんですが、今回はそれができないんですよ。」
【しかし、今回のPPはドゥカティ機(ザルコ)だったわけだが…】
「ザルコは他の選手のスリップストリームを利用して好タイムを出してたんで…ただ、最終的にPPを獲得したのだから立派なものなんですけどね。
でも、1周だけですから。明日、どんなペースで走れるのか見てみないと。」
【今回はファーストローが3台ともプライベート機(ザルコ、クアルタラロー、モルビデッリ)だが…】
「現状では、ファクトリーとプライベートではチームの作業の仕方が違いますからね。
プライベートチームの多くはファクトリー並みの待遇で、マシンだって…少なくともドゥカティの場合は、2019年と比べてそれほど大きな違いはないから。」
【明日のレースに向けては?】
「どうなるものやらねぇ…皆、タイヤで問題を抱えているから、どんなリズムになるか興味深いでしょう。
頭脳的なレースをしていかないと。まぁ、様子を見ましょう。」
La crisi di Dovizioso: "Il contratto? Sono umano, tutto mi influenza": "Ma il problema qui sono le Michelin, l'unica differenza con la moto precedente. Questa è l'unica cosa chiara che ho in testa". Petrucci: "Le Yamaha saranno favorite domani ma ne… https://t.co/ulVpegIFMM pic.twitter.com/f1PZwH4ZEM
— gpone.com (@gponedotcom) August 8, 2020
(参照サイト google 翻訳:『Gpone』)
ドヴィをイラつかせる質問ばかりしてる気がしますね。
ドヴィは今年のタイヤの変化により今まで通りの操縦ができないと言っていますが
ザルコはヘレス戦の後、徹底的に市販機でブレーキングドリフトで後輪を滑らせながら走る練習をしたとありました
もともとザルコはM1向きなスムーズな操縦ですから
セッティングではなくライディングをデスモ(と今年のミシュランタイヤ)に合わせるための努力を懸命にしているように感じます
勿論セッティングによる改善も重要ですが、ライダーとしての苦労が見えるライディングで合わせる!というのが私は好きですね
精神的支柱だったマネージャーと揉めKTMに適合できず代打でホンダ機に乗る流浪の旅を経てのドゥカティでのポールポジション
ザルコの精神状態も大概ボロボロでした
ドヴィにも頑張ってほしい
イライラと同時にモチベーションの低下を感じるなぁ
。
サテライトが上位を占めたのは事実だけど、去年のPPタイムと比べるとエラい遅いんじゃない?
今年はホントやりにくそう
だって、にんげんだもの。
みつお。
ドヴィは17年頃に絶好調の理由の一つに、メンタルトレーニングの導入を挙げるなど、精神面の重要性を語っていますしね。
タイトル争いの上では、マルケス離脱という好機が巡ってきているわけですが、普段の実力が出せないほどに精神的に深刻な問題を抱えた状況なのでしょうか…
なんだかんだでチェコGP終了後でランキング4位。
ドゥカティ勢ではランキングトップですからねぇ。
次戦はドゥカティ得意のレッドブルリンクですから、まだまだ巻き返しは可能だドヴィ!Forza Dovi!