『クラッチロー:ホンダ機が良くなったわけではない』
★10月17日(土)、アラゴンGPでカル・クラッチロー(ホンダLCR)がFP総合4位となり、予選2で3位だった。
★クラッチロー選手のコメント。
「久しぶりのファーストローってのは良いもんでね。2019年のオースティン以来だから。予選は得意じゃないし、ここ2〜3年は特にそうなんだけど、今年、予選で強いクアルタラローやヴィニャーレスと並べるってのは本当に良いもんだから。
腕は方は100%じゃないけど、ル・マンではけっこう良い感じだったから。まぁ、レース結果は思い通りにいかなくって残念でしたけどね。」
【最近、ホンダ機が好調なのでは…ナカガミ選手は総合5位だし、アレックス選手は前回2位だったし…】
「アレックスは絶賛成長中でしょ…マシンをコンスタントに操縦できると、差をつけられるようになるもんだから。
僕なんか良い例でしょ。バルセロナで復帰し、ル・マンは好調、それで今回はファーストローなんだから。
ホンダが新マテリアルを多少は用意してくれたけど、優勝できそうな代物ではないから。マシンはそれほど変わってないっすよ。自分の身体の方が良くなってきてるから、以前よりプッシュできるようになってますけどね。」
【ミザノテストで試した新マテリアルなどは?シングルショックアブソーバーを使っているの?】
「先週のル・マンと今回、チームがミザノテストで試してたものを使ってるんだけど、賛否両論ってとこでね。今後も使うかどうか思案中なんすよ。
いかにリアタイヤを上手く使いこなすかなんだけど…まぁ、うちのパッケージはそれほど悪くはないっすよ。新タイヤも、この新シングルショックアブソーバーだと上手くいくようだし。とにかく、データをじっくり検証して、これのおかげなのか、それとも、タイヤだけの違いなのかを突き止めないと。なんとも説明のしようがなくて…ホンダは問題解決に向けてはちょっと時間をかかるもんだから。
タカとアレックスは良くなってきてると思うんすけどねぇ…何か良いものを突き止めたようだから。新マテリアルも上手くいく時と、いかない時があるから。
タカのマシンは2019年版で乗りやすいんすよ。アレックスは実に上手いこと作業していて、思ってたより早く伸びてきてね。
マシンは開幕当初のものとほぼ同じだけど、当然のことながら、こっちが上手く合わせていってるんで。」
【今シーズン末にホンダ離脱が決まっているが、今でもHRCが完全サポートしてくれているの?】
「提供されないものもあるけれど…まぁ、合わせていかないと。でも、必要なサポートはすべて受けてますよ。現在、タカがプラスアルファのサポートを受けているとは思ってないし。皆と同じリソースでしょ。現在、サポートが強力になってるわけではないから。」
【しかし、タケオ・ヨコヤマ氏(テクニカルマネージャー)はナカガミ選手に付きっきりなのでは…】
「タケオは全てのデータに目を通し、タカ向けに何か見つけたら、それは皆に知れ渡るから。それに、良い操縦はしているけれど、特殊なことをしているわけでもないし。」
【ホールショットデバイスについては?】
「別に奇跡的な効力はないっすよ。みんな使ってるし。トラックによっては有効だけど、使えない所もありますね。役に立つ時もあるし、そうじゃない時もあり。別に奇跡的な発見ではないから。
午前セッションでは有効だったけど、午後はそうじゃなかったし。まぁ、使えるに越したことはないけど。トラックによってはセッティングが良くなるから。でも、明日使うかどうかは分かりませんけどね。」
Crutchlow: "Nessun miracolo nella Honda: sto solo meglio fisicamente": "I nostri progressi? Alex sta veramente facendo un buon lavoro e più rapidamente di quanto ci si aspettasse. Taka ha la moto 2019 che è più facile da guidare e il mio braccio non è… https://t.co/z0lQbx0CSD pic.twitter.com/QHeIfpTu0O
— gpone.com (@gponedotcom) October 17, 2020
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
ル・マン2位がアレックス・マルケスの真の実力なのか?って話は、note『ル・マンGPまとめ』でどうぞ!
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頑張って。応援してる。貴重なホンダの一勝を是非カルの手で!
去年は18年型が良かったと言ってたでしょう
RCVは年々乗りにくくなってるん?