『ドヴィがテストライダーになるには考え方を変えなければならない』
★アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティファクトリー)が来年、テストライダーになるのではないかと取り沙汰されており、ここ数週間、マネージャーのシモーネ・バッティステッラ氏がKTM、ホンダ、ヤマハと交渉を行っている。
★当初はKTMとの交渉が詳細に入っており、契約締結がほぼ確実とみられていたが、現在はヤマハ移籍が有力視されている。
バッティステッラマネージャーは否定も肯定もしない姿勢でいるが、結論は早々に公表される模様。
★ジョヴァンニ・ザマーニ記者(イタリア衛星放送『SKY』でレポーター&解説を担当)が、ドヴィツィオーゾ選手がヤマハ・テストライダーに就いた場合について以下のように考察した。
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●ドヴィがテストライダーになるには考え方を変えなければならない
★テストライダーになるには考え方を変えなければならないと言うことを、ミケーレ・ピッロ(ドゥカティ・テストライダー)が次のように説明した。
「わずかな周回を走り、新タイヤでもって好タイムを記録すれば良いと言うようなものではないんですよ…以前はケーシー・ストーナーとか、あと、今年2月のセパンテストでホルヘ・ロレンソがそう言う風にやってましたけどね。
実際は、とにかく何十周回も走り込んで、そのマシンを進化させるにはどうすれば良いのかを模索しなければならないんです。」
★なお、ダニ・ペドロサはテストライダーとして素晴らしい働きをしており、なおかつ、現在も各トラックで好タイムを記録できている。
★ドヴィツィオーゾ選手がテストライダーになるには考え方を変えなければならないわけだが、しかし、現在でもレースに向けてのマシン・セッティングに最新の注意を払って作業していることを思えば、大きな問題にはならないだろう。
[後編に続く]
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
なぜホンダ機は改善できたのにドゥカティ機は無理なのか?て話は、note『テルエルGPまとめ』でどうぞ!
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