MotoGP

ダッリーニャ『ミラー、バニャイア、ザルコについて』

『ダッリーニャ:ミラー、バニャイア、ザルコについて』

★2月9日、ドゥカティが2021年のチームプレゼンテーションを行った。

★ドゥカティ・コルセのCEOであるクラウディオ・ドメニカーリ氏が、「我々はライダー&コンストラクター部門のタイトルを取りたい」と明言した。

★ジジ・ダッリーニャ氏(ゼネラルディレクター)が次のように話した。

【マシン開発については?】
「エンジン等、開発が凍結されている箇所はあるが、シーズン中にエアロダイナミクスを進化させていくことはできます。メーカーそれぞれが、好きなタイミングで導入できるんですよ。
フレームにも手を入れることができるが、全体的に見て、厳しい状況でしょう…例年のようなテストができないのですから。技術スタッフらとも通常のようなミーティングもできないし。
ただ、多少のことはしましたよ。2021年版マシンは2020年の進化版と言うことになるでしょう。開発凍結のせいで、それほど変えることはできなかったのでね。例えば、エンジンに手を入れられないのに、フレームを100%改善することはできませんから。
『ジョーカー・カード』のようなものも、あまりないですね。もちろん、エアロダイナミクス改良の可能性をフル活用させるつもりではいます。カタールテストの際、ご覧いただけるでしょう。」

【ジャック・ミラーについては?】
「気が強く…好結果に到達しようと思っているライダーにとって重要な側面ですね。これまでも、上手く共同作業をしてこれているし、互いの気心もよく分かっているから、共に好結果を出していけるでしょう。
勝利を獲得できる要素はすべて揃っているライダーですね。才能も豊かだし、この数年は、レース采配において重要な前進を見せていますしね。2020年のラスト2戦などは、ほぼ完璧なものでしたよ。かなり良い結果を出していけるでしょうね。」

【フランチェスコ・バニャイアについては?】
「彼もまた、好結果を出すために必要な武器はすべて備えていると言うところを証明しましたね。あとは特定の状況において、もっとコンスタントになることでしょう…タイヤをフル活用してね。
2019年に比べると、昨年は大きく前進していました。かなり独特なライディングスタイルなので、コーナー中盤ではあまり苦戦しないんですよね。」

【ヨハン・ザルコについては?】
「2020年の素晴らしいニューフェースの1人でしたね。ドゥカティにとって、掘り出し物となってくれました。凄まじいポテンシャルを見せてくれてね。
バニャイア相手にファクトリーのポストを争っていたわけですから、プラマックで好結果を出してくれることでしょう。」

[ 中編に続く ]

(参照サイト:『Moto.it』)

ダッリーニャ氏は、ドゥカティ新ライダーのことをどう思っているのか?って話は、note『ドヴィツィオーゾ:ダッリーニャとの確執、ペトルッチと和解したのか?』でどうぞ!

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POSTED COMMENT

  1. maxtu より:

    開発凍結とはいえ見た目は2021年型とハッキリわかっていいね
    どんどんSBKっぽくなってる気がする?

  2. forego より:

    これフレーム番号200-12とかなんで少なくともフレームは去年のやつなんですけどね。

    カラーリング以外で去年のシーズン中仕様と異なるとこありますかね?

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