『2021 カタール モトGP FP2リザルト&トピックス』
★3月26日(金)、カタールGP モトGPクラスのFP2が行われた。
★首位ジャック・ミラー。今回の優勝候補。ペースも良好。実に落ち着いている。セッション終了後はドゥーハン風ライディングでお祝いモード。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアは2位。昨年は1周タイムでやや苦戦していたが、今年は新タイヤをフル活用でき、ペースも良好である。
ドゥカティ機は元々カタールが得意ではあるが、FP2ではトッp4内に3選手が入り、ルーキー選手らもなかなか速かった。カタールテストでもマシンは好調だったが、今日はそれを再度証明した。
★3位ファビオ・クアルタラロー。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは6位。
ヤマハ勢は最終セクターで平均0.3秒ロスしており、これはやはりエンジンが原因である。
★4位ヨハン・ザルコ。ペースも良好。FP1は不調で転倒もしていたが動転はせず、FP2では上位に喰い込んだことに大きな意義があるだろう。
チームメイトのホルヘ・マルティンは13位。
★5位アレックス・リンス。ペースも良好。
チームメイトのジョアン・ミールは11位。タイムアタックでミス。
スズキ機はコンスタントでペースも良好だが、今のところ、優勝や表彰台争いは難しい模様。ただし、スズキ機はタイヤに優しいマシンであるため、レース終盤に期待できるかも。
★7位フランコ・モルビデッリ。リアにミディアムのユーズドタイヤ(45分間セッションの間、ほぼずっと使用していたもの)を履いた状態でのペースは良好。ピエロ・タラマッソ氏(ミシュラン2輪レース部門責任者)によれば、レースではソフトタイヤ選択が一般的となるようだが、モルビデッリ選手はミディアムで重要な検証をしていた。
チームメイトのヴァレンティーノ・ロッシは9位。FP3ではタイム向上は難しそうなので、(予選に向けて)トップ10内に喰い込んでいることが重要。
★8位アレイシ・エスパルガロ。FP1でも好調。ただ、今日のエスパルガロ選手は動きにいまいちキレがない。
チームメイトのロレンツォ・サヴァドーリは22位。
★10位ポル・エスパルガロ。ホンダ勢トップ。終盤、転倒(FP1でもスリップ転倒)。カタールテストの時より、調子が落ちている模様。
チームメイトのステファン・ブラドルは18位。マルク・マルケス代役。
以前からホンダ機はカタールが苦手。
Late yellow flags prevented any last minute improvements! ❌@polespargaro's crash at Turn 15 was the cause! 💢#QatarGP 🇶🇦 pic.twitter.com/ru1XfxPno5
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) March 26, 2021
★12位アレックス・マルケス。
チームメイトのタカアキ・ナカガミは14位。
★15位エネア・バスティアニーニ。
チームメイトのルーカ・マリーニは17位。
★16位ブラッド・ビンダー。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは19位。
KTM勢はあいかわらず不調。
★20位ダニーロ・ペトルッチ。ネガティブな意味でのサプライズ。
チームメイトのイケル・レクオナは21位。
『2021 カタールGP モトGP FP2リザルト』
『2021 カタールGP モトGP FP総合リザルト』
(Photo:Motogp.com)
去年よりソフトタイヤのグリップが落ちたようですね
去年よりホンダ勢とドゥカティ勢に有利になるのかな…?
そうすると去年散々リヤのグリップに苦戦したドヴィがちょっと可哀相ではあったり
今のところ過去のデータ通りでカタールコースの不得手が出てる感じかな
HONDAは耐えるレース、DUCATIはポテンシャルを存分に発揮、YAMAHAはその隙を伺う、SUZUKIはレースディスタンスで勝負でしょうね
KTMは今年が本当の実力を試されるかな