『エスパルガロ:ビニャーレス獲得の立役者だったと言われているが…』
★8月26日、イギリスGP木曜会見で、アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)が次のように話した。
【チームメイトは、まず、イアンノーネ選手が辞め、今度はヴィニャーレス選手が入ってくることとなったが…】
「この1年、僕のチームメイトは話題盛りだくさんなんですよね。アプリリアがトップライダーを取ってくれたんで、本当に嬉しいです。ただ、ヤマハと離れることになったのは、気の毒でしたけどね。
とにかく、ついこの間までヤマハ機に乗ってたライダーのコメントを聞けるのは楽しみですよ。なんて言われるんでしょうかねぇ。
マーヴェリックとは毎日連絡を取り合ってます…友達ですから。大変なことなんてないと思いますよ…うちのマシンは並列4気筒寄りだし、アクセルの接続も良いから。速攻で加速できるよう作業してきてるんで。テストチームとの相性も良いと思うんですけどね。」
【ヴィニャーレス選手にワイルドカード参戦の噂が出ているが…先日、ペドロサテストライダーも実戦で好成績を出していたことだし…】
「ペドロサがオーストリアで参戦し、その後、色々なコメントを読みました。とにかく、テストと実戦は別物ですからねぇ。
レースウィークエンドで走るとマシンの状況や真価がかなり分かってくるんですが、ただ、とにかく事前に準備をしておかないとならないから。
マーヴェリックが、アラゴンGPに出られる状態だと良いんですが。彼も走ってくれたら、速攻で伸びていけますからね。来年はマーヴェリックとサヴァドーリと僕とで、速攻で進化していけると思うんですよ。僕ら3人組は、けっこう強力ですよ。」
【その中で、アレイシ選手はどんな立ち位置なの?】
「僕は自分のことをアプリリアの指標ライダーだと思っているけど、でも、新たに入ってくる人間はこのプロジェクトに対して100%モチベーションを上げてきてもらわないとね。
ほら、ドヴィツィオーゾなんかは、100%興味を持ってくれていたのかどうか…。」
【アレイシ選手は、ヴィニャーレス獲得の立役者だったと言われているが…】
「別に、僕のおかげなんかじゃないですよ。ただ、そう言う可能性もあるのかなと思った時、マッシモ(リヴォラ。アプリリア・レーシングCEO)に『2022年に向けて、マーヴェリックを口説けるかもしれない』って言ってみたんですよ。そうしたら、マッシモがGOサインを出してくれたんで、僕がマーヴェリックにうちのプロジェクトについて説明し、僕らの欲しいものは一緒なんだよって話して…。アプリリアの現状とか、ヤマハとの違いについて説明してみたんですよね。」
【2人はスズキでもチームを組んでいたが…】
「スズキ時代と比べると、僕は肩の力が抜けて、以前より強くなっているでしょうね。
マーヴェリックはスズキに入った1年目から僕よりずっと速かったけど、今は僕も以前より調子が上がっているし、アプリリア機での経験を積んできてるから。アプリリア機が勝利マシンになるよう、僕は手を貸していきますよ。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
ヴィニャーレスはアプリリアなら人間関係が上手くいくかも…って話は、『2021オーストリアGPまとめ』でどうぞ!
スズキのときに二人揃ってゴールした瞬間。
二人揃って同時にガッツポーズをしたことがあったけど。
エスパルガロとヴィニャーレスはなんて仲か良いんだ。
アレイシは超良いヤツだな〜!!昨日の優勝もおめでとう
>うちのマシンは並列4気筒寄りだし、アクセルの接続も良いから。
スズキ直4を経験しているから、ソノ延長線上に有る様な特性を狙っている―と言う事でしょうか?
ビニャーレスは初のⅤ4エンジンなのだけれど、思いの外、適応が早く出来る可能性が有るのかな…