『ロッシ:トップ10には入ったが、明日はもう1秒削らねば…』
★8月27日、イギリスGPでヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハ・ペトロナスSRT)が、FP1で16位、FP2で10位だった。
★ロッシ選手のコメント。
「僕にとっては、ポジティブな一日でしたね。FP1からマシンの感触が良くて…ただ、FP1では渋滞やらレッドフラッグやらで、実力を最大限に発揮できなかったんですよ。
午後も作業を進め、悪くはなかったですけどね。」
【リアにハードタイヤを履いてみた?】
「ええ。ただ、その時の気温に対しては固すぎでね。ソフトで2周回ほど上手く走って、けっこう好感触でトップ10入りできました。
白状すると、自分でも楽しかったんですよ。シルヴァーストンは大好きだし、新アスファルトのグリップも良いんでね。あと、寒かったけど路面は乾いていて…イギリスにしては上出来でしょ。」
【明日も雨は降らないようだが…】
「そうなると、予選2に進むにはFP3が鍵になるでしょう。予選2へって思うなら、今日のタイムからもう1秒は削らないと。
トラックももっとスピードが出てくるだろうし…頑張りますよ。」
【今シーズンでもっとも好調な金曜FPだった?】
「技術的な面も考慮に入れないとね。つまり、シーズン前半のサーキットでは…特にバルセロナとアッセンでは、けっこう高い戦闘力で行けるだろうって思ってたのに、マシンの方に問題が出てしまったんですよ。レースの序盤ラップで、フロントの信頼感に問題があってね。
それで、夏休み中に作業して、オーストリアではちょっと良い感じになってきて…。ただ、シルヴァーストンと違って、通常、あそこはうち向きではないから。
とにかく、今も言ったとおり、明日のFP3が鍵になるでしょう。あとは、まぁ、どうなることか…。」
【どうして、そんなにシルヴァーストンが好きなの?】
「もともとのレイアウトを改善させたサーキットの中では、本当に良くなった数少ないトラックの1つですからね。クラシカルな風合いを残したまま、近代的なトラックになってるんですよ。
そのうえ、新アスファルトのおかげで大きく前進し…以前は穴だらけの継ぎはぎアスファルトだったのに、今はグリップも保証されていて…こう言うコンディションだと、ヤマハ機は速いんですよね。」
【こう言うテクニカルなトラックだと、ライダーの腕前で差が出てくるものなの?】
「どうなんですかねぇ…まぁ、多分、そうなんでしょう。ただ、本来ならシンプルなはずのトラックが難しくなってしまうことも、時にはあるから。
僕はここを走るのが好きで…モトGP機のパワーを100%出し切れて、気持ち良いんですよ。」
【モルビデッリ代役のジェーク・ディクソンはどう?】
「クラッチローには、2021年版マシンに乗ってもらった方が良いと思うんですよ…そうすれば、今後に向けての作業もできるわけだから。モルビデッリのはちょっと古いですからね。
今日、カルに会った時、『ファクトリーカラーを着てると、若く見えるね』と言っておきましたよ(笑)。」
(参照サイト:『Gpone』)
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やっぱり月日を重ね続けた人物の受け答えには
いろんな意味や思いやりが入っているんだなぁ~と
感心させられます。
(それを訳せるキリコさんにも関心感謝!)