『ドヴィツィオーゾ:序盤5周で12秒ロスしてしまう…』
★6月26日(日)、オランダGP決勝でアンドレア・ドヴィツィオーゾ(36才、ヤマハWithU RNF)が16位だった。
★ドヴィツィオーゾ選手はグリッド17位からスタートし、第1ラップ終盤では23位まで降格したが、その後、追い上げて行き、最後に最終ラップでルーカ・マリーニを抜いて、ヤマハ勢で唯一の完走選手となった。
★今シーズンここまでのリザルトは以下のとおり。
14位/リタイア/20位/15位/11位/17位/16位/20位/リタイア/14位/16位である。なお、現在は総合22位(10ポイント)。
★ドヴィツィオーゾ選手のコメント。
「正直に言うならば、まぁ、気分は最高って感じではないです。もう少し期待してたんで。
スタートがいまいちで、最初のコーナー3ヶ所で順位を落としてしまいました…第1コーナーがちょっとカオス状態になっていたんでね。皆、イン側に集中してたんで、僕はコースアウトしてしまったんですよ。」
【今回、ヤマハ勢は0ポイントとなってしまったが…貴方は当初より、マシンで苦戦しているようで…】
「シーズン序盤はマシンを然るべき形で止めることができず、アグレッシブな走りもできないし、ポテンシャルをフル活用させることもできなかったんです。序盤5周で12秒ロスしてしまうんですよ…後方にいるってだけの理由でね。酷い話でしょ。
とにかく、今日は追い上げていけたし、最後はブラドルやマリーニのことも抜けたし…ただ、ポイント獲得は叶いませんでしたけどね。」
★ラズラン・ラザリ氏(チーム・プリンシパル)のコメント。
「夏季休暇前のレースだったわけですが…期待していたようなベストリザルトにはなりませんでした。ただ、ドヴィツィオーゾは最善を尽くしてくれましたよ。
今回の休暇中は、とにかく、じっくりと考え、今シーズン残りの9戦で好結果を出すにはどうすべきかを探らなければね。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
ドヴィツィオーゾはシーズン途中で引退の可能性もあり?って話は、note『2022 カタルーニャGPまとめ』でどうぞ!
ラザリ氏がヤマハからアプリリアへ乗り替えたのも納得な展開