『ドビツィオーゾ引退:ヤマハ&ドビツィオーゾ公式コメント』
★8月4日、ヤマハが「アンドレア・ドヴィツィオーゾ(36才、ヤマハWithU RNF)が、9月初めのミザノGP後に引退する」と公表した。
★ヤマハのリン・ジャーヴィス氏(マネージングディレクター)のコメント。
「まず初めに、我々全員、アンドレアが予定より早く引退してしまうことを大変残念に思っています。モトGPを代表する選手であり、今後はパドック内が寂しくなってしまうことでしょう。
昨年シーズン中盤、モルビデッリのファクトリー昇格が決まり、残りレースの後任としてアンドレアがヤマハに加入してくれた際は、大変ツイていると思ったのですが…。
アンドレアの高い競争力と豊富な経験、そして、規律正しい性質はヤマハおよびRNFチームにとって非常に興味深いものであり、2022年シーズンを通じてのプロジェクトとして立ち上げられたのです。
残念ながら、アンドレアはヤマハM1機の実力を引き出すことに苦戦し、好リザルトを出すことが叶わず、当然のことながら、本人にとっても大きなストレスとなってしまいました。
その結果、夏季休暇中、最終戦を待たずに早めに引退すると言う意思を固めた次第です。
話し合いの結果、ホームレースとなるミザノ戦を最後とするのが適切だろうと判断されました。
もちろん、ヤマハは今後の3戦において、ドヴィに最大限のサポートをしていく気持ちです。この最後の3戦を楽しみつつ、ミザノでは素晴らしいキャリアの締めくくりをしようではありませんか。」
★ドヴィツィオーゾ選手のコメント。
「リン(ジャーヴィス)からの暖かな言葉に感謝しつつ、全面的に賛同します。
2012年にヤマハ機でモトGP参戦したことは実にポジティブな経験であり、あの時からずっと『いずれ、ヤマハとファクトリー契約を結べたら良いなぁ…』と思っていました。
そして2021年には、そのチャンスが半ばひょっこりと舞い込んでくれたのです。
トライしてみようと決めたのは、このプロジェクトを…そして、好結果を出せる可能性があると心から信じていたからです。
残念ながら、近年のモトGPは大きく変わってしまいました。以前とは状況が大きく変わってしまったのです。
マシンに対して乗りやすいとは全く思えず、チームおよびヤマハ全体から常に貴重なサポートを提供されていたにもかかわらず、マシンのポテンシャルを上手く活用することができませんでした。
ネガティブな結果となってしまいましたが、それでも、人生において大変貴重な経験ができたと思っています。
困難が多ければ多いほど、気持ちをコントロールし、状況をうまく乗り切っていかなければなりませんから。
掲げていた目標を達成することはできなかったけれど、ヤマハや僕のチームの技術スタッフ陣との話し合いは、互いにとって常にポジティブで実りあるものでした。
その関係性はもっとも困難な時期においても、常に誠実かつプロフェッショナルなものであり…それは決して、あたり前のことではないのです。
そうした諸々やこれまでのサポートを思うと、ヤマハやRNF Racingチーム、『WithU』を始め、スポンサーの皆さんには大変感謝しております。
望んでいたような結果にはならなかったけれど、挑戦自体は正しかったと思っています。
僕の冒険はミザノで終わりますが、この挑戦に関わってくださった皆さんとの関係は一生継続していくでしょう。
皆さん、有難うございました。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
オランダGP決勝戦を左右した5つの鍵については、無料noteでどうぞ!
何かドヴィ可愛そう。
ヤマハのリン・ジャーヴィスは最近プーチに
似てる気がする。
ライダーはサラリーマンじゃないですから仕方ないですね、どちらかというと契約社員みたいなものかな、ちょっと違う、モータースポーツのプロスポーツ選手契約ですよね、本人が決めたことならそれでいいかと思います、契約が残っているから乗れ、って訳にはいかないですよね、
乗りこなせないマシンで結果が残せなかったから引退するしかなかった、とは思いません、
プロとしての矜持は皆持ってるんじゃないでしょうか、
いやヤマハがどこが悪いか解らないですが…いいマシンが用意できなかったと言っても、それはYAMAHAも苦労してるところですしね。ファーストライダーに合わせるのも仕方なく一番苦労してたのはロッシと同じくタイヤでしょう。ヤマハがやめさせた訳ではありませんしビニャの時とも違うものでしょう。ドヴィの酷い切り方はどちらかというとドゥカティ時代では?ロレンソのような引退だとは思いますが、あれもHONDAとプーチが悪いとは言えないような気がします。
ドゥカティ離れなかったらチャンピオン取れてたろ
結構序盤に噂されてなかったか?ミザノあたりで引退って。