『バスティアニーニ:バニャイアのことは攻めないと言う考えもあったの?』
★9月4日(日)、サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPの決勝戦でエネア・バスティアニーニ(ドゥカティグレジーニ)が2位だった。
★バスティアニーニ選手は終盤、フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)と優勝争いをしたが敗れた。
なお、現在、バニャイア選手はタイトル争いをしている。また、来年、両選手はドゥカティファクトリーでチームメイトとなる。
★ちなみに、今回のレースでバスティアニーニ選手は、故ファウスト・グレジーニ氏の現役時代のカラーリングを使用していた。
★バスティアニーニ選手のコメント。
【バニャイア選手は『エネアが抜こうとしてきたのは当然のことだ』と言っていたが、貴方には『(バニャイアのことは)攻めない』と言う考えもあったの?】
「まったくなかったです。」
【今回のレースについては?】
「終盤ラップでグリップが上がってきて、ペッコ(バニャイア)なんか凄まじいリズムだったんですよ。でも、喰い付いていくことができて…多分、僕の方がプラスアルファの力がちょっとだけあったんでしょうね。
でも、それをタイミング良く活用することができなかったんです。最終ラップの第4コーナーで凡ミスをしてしまい…多分、あれで優勝を逃してしまったのでしょう。
とは言え、ペッコのリズムは凄まじかったですよ。」
【ミザノの表彰台と言うのは、感激もひとしおなの?】
「そうですね…表彰台そのものが、ちょっと久しぶりだったし。なんとしてでも上がらなければならなかったんです。
あと、イタリア人の観客の皆さんや自分の友人やファンの方々が観ているわけだから…もう、完璧でした。」
【優勝できなかったのが悔やまれる?】
「パルクフェルメで言った通り、『ニシンってのは塩っぱいし、ちょっと苦いもんだ』って感じですねぇ。
やっぱり、あの第4コーナーでのミスのせいで後ろに下がってしまったんでしょう…。でも、まぁ、良いです。
勝ちたいって気持ちはあったし…とにかく、それが目標なんだから…でも、とにかく、OKです。」
【当初の作戦としては、最終ラップで攻撃を仕掛けようと思っていたの?】
「その前の周回で攻めようと思ってました。でも、その後、『最終ラップの方が、ペッコもこっちのことを気にしてられないだろう』と思い直して…。
でも…あのミスが大きかったんですよねぇ…結局、無駄に終わったけど。」
【そのミスは…スリップストリームで引っ張られてしまったからなの?】
「そうなんですよ。あいにく、先行機に接近しすぎると、いつだって大変なんですよね。
ペッコはブレーキを遅めにかけていて、多分、コーナー進入より立ち上がりを活用しようと思ってたのでしょう。
でも、こっちは強くブレーキをかけるようにして…とにかく喰い付いて行くようにしてたもんだから。追突しないようアウト側から入り込んで、スピードを上げていこうとしたんだけど…結局、タイムロスしてしまいました。」
【次のアラゴンは…クアルタラロー選手なんかはイマイチのようだが、ドゥカティ勢は好みなのでは?】
「僕は大好きです。どうなるでしょうね。」
(参照サイト:『Moto.it』)
バスティアニーニのホイール問題については、note『2022 オーストリアGPGPまとめ』でどうぞ!
『ニシンってのは塩っぱいし、ちょっと苦いもんだ』ってのはどんな意味なんですかねぇ
おススメに身欠きニシンもあるし
ラストラップ明らかにミスってるのに、ファステストなのが異常
あのミスがなかったらどんなタイムになっていたんだか
去年はタイトルかかったファビオにオーバーテイク仕掛け今年はペッコに。セクター4は恐怖すら感じた。正に野獣。