『クアルタラロ:ドゥカティの祝賀風景が目に入らないようTVを消した』
★11月6日(日)、ヴァレンシアGP決勝でファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)が4位だった。
★同リザルトによりクアルタラロー選手は248ポイント獲得で総合2位となり、タイトル防衛は叶わなかった。なお、総合首位フランチェスコ・バニャイアとは17ポイント差だった。
★クアルタラロー選手はシーズン前半好調で、ドイツGP終了時にはバニャイア選手と91ポイント差で首位に立っていた。
★ヴァレンシア決勝戦では序盤にバニャイア選手と競り合いになり、この際の接触でバニャイア選手は側面ウィングが破損して失速してしまったが、クアルタラロー選手も先頭グループから引き離されてしまった。
★クアルタラロー選手のコメント。
「重要なのは、最初から最後まで全力で頑張ったと言うことなんで。
厳しい1年でした…(テストが行われる)火曜日が待ち遠しいです。今後、どれぐらいのポテンシャルになるのか…楽しみですね。」
【昨年、タイトルを取った時からずっと、ヤマハに対して『エンジンのパワーアップ』を求めてきたが…】
「うちには問題が3つあり…1つはエンジンなんですが、現在、作業は上手く進んでいるようです。
あとの2つの問題については、火曜日のテストで作業する必要があって…その後、セパンテストで重要なものを試す予定なんですよ。」
【今シーズンのチャンピオンはバニャイア選手に決まったが…】
「最初から最後まで、常に紳士的に振る舞うべきであって…まぁ、勝ってる時は楽ですけどね。でも、負けてると難しいでしょ…僕はそう言う状況で、紳士的に振る舞ってきました。
ペッコ(バニャイア)は凄かったですよ…シーズン後半、本当に強かったから。ドゥカティ機が超速だってことは周知の事実だし、ベストマシンなわけだけど…でも、ドゥカティの中で、(バニャイアは)常にトップだったんですから。シーズン後半、ペッコは本当に素晴らしかったですよ。」
【ゴール直後、ちょっと辛かったそうで…】
「ピットボックス内のTVモニターを消さなければならなかったんです…ドゥカティがお祝いしている様子が目に入らないようにね。
うちはタイトルを失ってしまったけど、でも、取り戻しますよ。チームは懸命に作業してくれてるし、来年、タイトル争いができない理由なんてないですから。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
なぜセパンのヤマハ機は快調だったのか?って話は、note『2022 マレーシアGPまとめ』でどうぞ!
間違いなくライダーとしては最強でした。後はマシンが改善されるだけ!
孤高のチャンピオンでした!来年は取り戻せるよう応援します!ペッコも好きだけど…なんかドゥカティ包囲網的な感じがあって素直に喜びづらくて…。
ペッコに勝てないんじゃない、ドカティに勝てないだけ、か。
終盤の2戦、ポイント逆転された辺りからファビオ氏はかなり成長したと思う。
偉大なチャンピオン達は、予選で勝てないタイム差でも懸命に戦ってました。
予選とレースを区別して戦えた事で来シーズンはもっと力強いファビオ氏になっていると思います!
フランチェスコ氏も自信をつけて手強くなってますし、エネア氏も強くなってますし、超人マルク氏もいますね。
他にも強くなっている選手がいますから、バレ氏が居なくなったGPをそれぞれが盛り上げて欲しいですね!
ペッコ7勝
ファビオ3勝
ベスティア4勝
アレイシ1勝
ミラー1勝
リンス2勝
オリヴェイラ2勝
DUCATI包囲網といってもやはりパッケージを含めた総合力だから年間3勝では厳しい
仮にペッコが自滅してファビオが王者になっても年間1勝で王者になったミルみたいに色々言われただろうね
ファビオ、ペッコのワンツーが年間3回しかないから総合ポイントは接戦でもレース内容ではその印象が無いのよね
来季は2人のマッチレースを期待しています
最終戦は本当に最後まで諦めない意地の走りでタイトルホルダーという存在感を感じた
彼の走りが結果につながるようにヤマハ!頼むぞ!
この悔しい気持ち、ライダーもメーカーも忘れないで。
来期に期待です。