『チェッキネッロ:レース増加で経費も増えるけど、ドルナの支援金も増えるんで頑張る!』
★2023年のモトGPは21レース開催され、また、通常レースの他にスプリントレースも行われるため、計42レースとなる。
★ホンダLCRのルーチョ・チェッキネッロ氏(チームマネージャー)が、『Motersport.com』のインタビューで次のように話した。
【GP開催数の増加については?】
「うちの場合、チームを少し強化する必要があったんですよ…一番の理由はロジスティクスの問題でね。
3連戦の際、トラック使用やパドック内での組み立て・解体作業のため、増員する必要があったもんだから。あと、ホスピタリティのスタッフも増やさなければならなくって。」
【経費がかさむのでは…?】
「そうなんですよ…とにかく、増員しなければならないわけだから。
ただ、2022〜2026年のGP参戦契約を交わした際、ドルナ側がかなりの負担をしてくれたってことは忘れちゃいけないんでね。
ファクトリーからプライベーターまで全チーム、5年間の参戦契約にサインしたんですが…その代わり、ドルナ側は各チームの経費に対し、けっこうな額を出してくれることになってるんですよ。
ファクトリーであれプライベーターであれ、モトGP選手1名につき、ドルナ側の負担も以前の契約より高くなっているんで…まぁ、チーム側もぐちぐち言ってられないって感じですかね。
1シーズンの経費が少々上がってしまったことについて、こっちも愚痴ってられないわけですよ。ドルナからの支援金は増えるわけだから…お返しに、こっちも頑張れるようにしておかないとね。」
(参照サイト:『Motorcyclesports.net』)
(Photo:Instagram)
マルケスが「もし2015年のセパン戦に戻れるなら、また同じことをする」…って言った話は、note『ロッシ引退後の近況、ライバル陣の爆弾投下も…』でどうぞ!
今のHONDAは嫌いだけど、
やっぱこの人は好きだわ。
今も昔もサテライトやプライベートチームを経営されている方々はみんな心の底からGPを愛しているのが伝わってくる素晴らしい方々ですね
政治的力学や強大な勢力の圧力があってもモトGPが魅力を失わないのはそういった人達の情熱が一因であることは確かだと思います