MotoGP

ペドロサの本気『速攻でコンディションを調整し、レースメンタルに戻さないと…』

『ペドロサ:速攻でコンディションを調整し、レースメンタルに戻さないと…』

★KTMのダニ・ペドロサ(37才、テストライダー)は、2023年のスペインGP(ヘレス、4/28〜30)にワイルドカード参戦する
また、今年からスプリントレースが導入され、メインレースと合わせて計42レースとなるため、ペドロサテストライダーはKTM正規選手に何かあった際には代役参戦もする。

★今年、ペドロサテストライダーはホルヘ・ロレンソやアレックス・クリヴィレーと共に、『Dazn』のTVコメンテーターも担当する。

★ペドロサテストライダーが『TVE』のインタビューで、次のように話した。 

【今年はワイルドカード参戦が既に決定しており…】
「久しぶりで…好むと好まざるにかかわらず、レースメンタルに戻さないとね。
レースウィークエンドに漂う全開のエネルギー感とか、観客の皆さんとか…とにかく、楽しみですよ。そう思うと、速攻で戻していけるでしょう。
またコンディションを調整していかないと…マシンには常に乗ってたけど、でも、ヘレスで参戦するともなれば、体力的に戻しておかないとね。」

【ドゥカティからKTMへ技術スタッフが多数移籍したが…】
「(ドゥカティが)うちより上とか下とか、そう言うことは分かりませんが…でも、少なくとも、セパンテストの結果を見る限り、ドゥカティ機の方が優れてますからね。
セパンテストには僕も参加してたんですが、実にしっかりとした感じでしたよ。」

【セパンテストの結果からすると、各選手はかなり拮抗しているようで…】
「首位から20位までが、たったの0.8秒差ですからね。ツイてなければ、一気に落ちてしまうわけで。
しかも、今年はレース数が多いから、何が起きるか分からないでしょ。ケガで1戦欠場なんてことになったら…あの開催スケジュールからすると、けっこうポイントを落としてしまいますからね。」

【今年から導入される『スプリントレース』については?】
「オーバーテイクはかなり難しくなるだろうし、スタートが鍵になるでしょう。うちが手を入れてたことの1つは、新タイヤのフィーリングを上げていくことなんですよ…好タイムが出せるようにね。」

【今年、優勢なのは…?】
「セパンテストで良い感じだった選手は…まず、ホルヘ・マルティンですね。あと、現チャンピオンのフランチェスコ・バニャイアなんかは、ミスさえしなければ去年よりも好結果を出せるでしょう。
それから、エネア・バスティアニーニは実力を証明し違ってるし、バニャイアのチームメイトとして引き下がることなんてできないでしょう。」

【ワイルドカード参戦が楽しみで…】
「ペースを維持していけるようトレーニングしないと…速攻で(以前のコンディションに)戻していかないとね。」

(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram

ペドロサが「ロッシは自分が速く走ろうとするのではなく、ライバルを遅くしようとしていた」って言った話は、note『ロッシ引退後の近況、ライバル陣の爆弾投下も…』でどうぞ!

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