『2023アルゼンチンGP モトGP スプリントリザルト』
★4月1日(土)、アルゼンチンGP モトGPクラスのスプリントレースが行われた。
★今回が2回目となり、初回のポルティマオよりオーバーテイクが多いわりには無理な操縦は見られず、実に良い内容だった。
★KTM
首位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。KTM機の戦闘力の高さがサプライズ。グリッド15位ながら、スタート直後から追い上げまくった。通常からスタートは得意だが、今回は凄まじく、第2ラップには2位になり、第3ラップから首位を固持した。また、終盤はベッツェッキ選手の攻撃にも見事に持ちこたえた。常にスペースを空けずに走り続けていた。
チームメイトのジャック・ミラーは10位(2022年はドゥカティファクトリー所属)。
16位アウグスト・フェルナンデス(GASGASテック3、2022年モト2チャンピオン)。
チームメイトのポル・エスパルガロは脊椎骨折で欠場(2022年はホンダファクトリー所属)。
★ドゥカティ
2位マルコ・ベッツェッキ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー)。堅実なレース運びがサプライズ。序盤はやや浮き沈みがあったが、終盤は超速だった。
チームメイトのルーカ・マリーニは3位(VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。モトGPでの初表彰台。記録には残らないが、士気は上がる。
5位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ、2022年はホンダLCR所属)。終盤、バニャイア選手を抜いていた。かなりアグレッシブではあったがフェアな抜き方だった。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは12位。
6位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、2022年チャンピオン)。いつになく苦戦していてサプライズ。あまり仕上がっていなかったため、終盤はあえて無理をしなかった模様。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは肩甲骨骨折で欠場(2022年総合3位)。
8位ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)。
チームメイトのヨハン・ザルコは13位。
★ヤマハ
4位フランコ・モルビデッリ(ヤマハファクトリー、VR46ライダーズアカデミー)。久しぶりの首位走行や4位獲得がサプライズ。好ペースを維持していた。
チームメイトのファビオ・クアルタラローは9位(2022年総合2位)。
★アプリリア
7位マーヴェリック・ヴィニャーレス(アプリリアファクトリー)。
チームメイトのアレイシ・エスパルガロは転倒リタイア。8位走行中に転倒。
14位ラウル・フェルナンデス(アプリリアRNF、2022年はKTMテック3所属)。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは負傷により欠場(2022年はKTMファクトリー所属)。
※当初、アプリリア機は優勝候補と思われていたが、よもやの下位でサプライズ。
※ファクトリー両選手がスプリントで苦戦している模様。
★ホンダ
11位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR)。
チームメイトのアレックス・リンスは15位(2022年はスズキファクトリー所属)。
ホンダファクトリーのジョアン・ミールは転倒リタイア。メディカルセンターで検査中。
チームメイトのマルク・マルケスは右手骨折で欠場。
『2023 アルゼンチンGP モトGP スプリントリザルト』
(Photo:Motogp.com)
サプライズだらけですね(笑)
観て良かった、と思えるレースでした
ビンダーのスーパースタートが今後のスプリントレースの鍵になるかも知れない
あと1週あったら結果が変わってたかも
とりあえずファビオはフランコに謝ろう(笑)
怪我の後遺症とか色々言われたりもしたけど、同胞のVR46勢と渡り合って上位に留まったなら、まだ牙は持っているのでしょう
早く自信を取り戻して欲しいね
上位6人の内4人がVR46アカデミー出身とは、レジェンド・ロッシも鼻が高いでしょう。
VR46チームは前半戦は活躍しそうですね。