MotoGP

2023ドイツGP【モトGP:予選リザルト&トピックス】

『2023ドイツGP モトGP 予選リザルト&トピックス』

★6月17日(土)、ドイツGP モトGPクラスの予選が行われた。

★天候がころころと変わる可能性あり。予選1は快晴で始まったが、路面のの大半が湿っぽく、第13コーナーは完全に濡れている。選手全員がレインタイヤで開始した。

★転倒多発、走行ライン上での減速、コースを徒歩で横断など、相変わらずカオス状態。本来ならば、詳細を分析して改善すべきだが、何事もなかったかのように進行し、スポーツ的な側面は後回しにされている。
ただし、イエローフラッグ提示が相次ぎ、タイム無効が連発されていた。

★ドゥカティ

首位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、2022年チャンピオン)。15回目PP獲得(※ウェイン・レイニーとタイ記録)。ペースも良好。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは11位(2022年総合3位)。もともと混合コンディションは苦手。

2位ルーカ・マリーニ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。モトGPキャリアでの最高予選リザルト。
チームメイトのマルコ・ベッツェッキは5位(VR46ライダーズアカデミー)。第13コーナーで転倒し、ピットボックスに戻るため徒歩でコースを横断した。終盤、イエローフラッグのせいで自己ベストが無効となった。

4位ヨハン・ザルコ(ドゥカティプラマック)。終盤、第11コーナーで転倒。
チームメイトのホルヘ・マルティンは6位。終盤、イエローフラッグのせいで自己ベストが無効となった。

8位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ、2022年はホンダLCR所属)。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは14位。

★KTM

3位ジャック・ミラー(KTMファクトリー、2022年はドゥカティファクトリー所属)。
チームメイトのブラッド・ビンダーは9位。予選1を首位で通過。予選1で、唯一、スリックタイヤを履いていた。

15位アウグスト・フェルナンデス(GASGASテック3、2022年モト2チャンピオン)。
チームメイトのジョナス・フォルガーは20位(2022年はホンダファクトリー所属)。最下位。ポル・エスパルガロ代役。

★ホンダ

7位マルク・マルケス(ホンダファクトリー)。予選1を2位で通過。予選1では第13コーナーで転倒、ケガなし。昨日、転倒したザルコ選手の具合を確認しに行かなかったのは「後続機がどんどん来ていたので恐かった」と言っていたが、この時は視界の悪い地点なのにトラックを横切っていた。ピットボックスに戻り、スリックタイヤで再スタートした。しかし、予選2では作戦ミスにより自分より低速のライダー集団の中に入ってしまい、無理なオーバーテイクを仕掛けて縁石に上がり、転倒。足を強打し、引きずって歩いていた。その後も諦めず、マシンを乗り換え再スタートした(※メカニック陣はミール選手のウィングを借りて、マシンを修復)。7位に就いたものの、第1コーナーでまた転倒。
チームメイトのジョアン・ミールは欠場(2022年はスズキファクトリー所属)。

18位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR)。
チームメイトのアレックス・リンスは欠場(2022年はスズキファクトリー所属)。

★アプリリア

10位アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは13位。

16位ミゲル・オリヴェイラ(アプリリアRNF、2022年はKTMファクトリー所属)。
チームメイトのラウル・フェルナンデスは19位(2022年はKTMテック3所属)。

★ヤマハ

12位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー、2022年総合2位)。2022年の同GPでは優勝している。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは17位(VR46ライダーズアカデミー)。

『2023 ドイツGP モトGP 予選2リザルト』



『2023 ドイツGP モトGP 予選1リザルト』




(Photo:Motogp.com

created by Rinker
若山製菓
¥2,690
(2024/11/22 06:29:45時点 Amazon調べ-詳細)

POSTED COMMENT

  1. K51 より:

    ザクセンはやっぱサーキットレイアウトからしてエンジンはリミットにはならないし、過去予選タイムと比べてあまり変化がない。

    なのにこれだけDUCATIが上位に来て、他社が下がったのは、やっぱシャーシの出来栄えなんだろうな~

    2016/2017頃の、パワーはあるけど曲がらないDUCATI(だからザクセン、フィリップはズタボロ 笑)に比べると、ほんと様変わりしたよな~

  2. グゥちゃん より:

    ペッコが周回数が多過ぎると言ってたけど、短いコースの割に高低差のあるコーナーが連続してて、走行距離の割にメンタルもフィジカルもライダーの負担も大きいのだろう。観戦している分は楽しいんだけど、考えてあげないとね。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

 

ITATWAGP | イタたわGP