『桑田哲宏:すべてを変えていこうと思う』
★2月13日、ホンダファクトリーの『2024年モトGPチーム・プレゼンテーション』がマドリッドで行われ、ジョアン・ミール&ルーカ・マリーニらが新カラーリングを披露した。
★ホンダのテツヒロ・クワタ氏(桑田哲宏、二輪レース部レース運営室室長)が、モトGP公式サイトのインタビューで次のように話した。
【2024年に向け、ホンダRC213V機はどうなりそう?】
「すべてを変えていこうと思ってます。あらゆるエリアに手を入れているんですよ。
方向性は掴めたので、今後は目標達成に向け、進んでいかなければなりません。」
【どのような方向?】
「完全に新規開発が施されています。全体的なコンセプトに、エアロダイナミクスも組み入れて行ってるんですよ。
重要な一歩としては…新V4エンジンですね。
ただ、エアロダイナミクスやエンジン、フレームだけの問題ではないんですよ…パッケージ全体に目を向けなければ。
まだまだ学習中なんですが、ただ、かなり掴めてきてますよ。」
【シーズン中も開発が続けられるわけだが…】
「うちとしては、短所が明白なんですよ。まさに、そこに集中していくことになるでしょうね。
うちは選手が4人揃ってますからね…2人だけではないから。とにかく、あらゆる機会(※優遇措置の各項目)をフル活用し、更に開発を続けていかなければ。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Moto.it)
カラーリング…記念カラーとか言うわりにはレプソルの存在感が薄く…レプソルが離れていく流れなのだろうか…
マルケス離脱とマリーニ加入が決まった前後あたりから急に歯車がかみ合ってきたようで
レッドブルが抜けレプソルの広告スペースも減ったしホンダが主導権を取り返したのかな
出来ればプーチをかえたいですね。
HRC側の変なプライドが開発の邪魔にならない事を願います。
原文を読むと、加速でのグリップ、トラクション不足を明確な弱点としているね。散々言われてきたことではあるけど。
それ以外の点では、4人のライダーからも高評価だし、新型でのトラクション不足がどうにかなりさえすれば、一発のタイムでもロングランでも、DUCATIに対抗出来る感じ。ただどうやって改善するのか。
空力だけいじればハンドリングに問題出るだろうし、2024年は本当に目が離せないな。