アコスタ『両親が犠牲を払ってプロレーサーにしてくれた…じゃなきゃ、漁師をやってただろう』

『アコスタ：両親が犠牲を払ってプロレーサーにしてくれた…じゃなきゃ、漁師をやってただろう』

★今年、モトGPクラスに昇格したペドロ・アコスタ（19才、GASGASテック3）が、開幕戦の決勝で9位、第2戦では3位を獲得して表彰台に上がった。

★アコスタ選手は2021年にモト3クラスにデビューし、同年、タイトルを獲得した。
2022年にモト2昇格し、2023年に同クラスのタイトルを獲得した。

★先日、アコスタ選手がスペインのトーク番組『El Hormiguero』に出演し、次のように話した。

［　前半はこちら　］

【貴方の才能のおかげだが…しかし、ご両親のサポートのおかげでもあり…】
「僕のために、家や仕事を失うリスクもあったんだから。
両親がそこまでやってくれなかったら、今、僕はこうしてないでしょ…父と一緒に漁に出てたと思います。
家族が色々と犠牲を払ってくれたんですよ。」

【転倒からの持ち直しも、いきなり完璧にこなしていたが…】
「あれは腕も必要だけど、運も大切で…色々なことが絡んでくるんです。
ブレーキレバーのガードが外れて、手が滑ってしまってたんですが…最終的には上手くいきました。
いきなり完璧ってわけじゃないですよ…（モトGP機の場合）これまでより深くバンクする必要があるのだし。
マシンが物凄い進化をしてるんで、路面スレスレまで倒れることができるんですよ。
この2年間、あまり転倒しなくなってるんですが…転倒はできないんだから、流れるように走らないとね。」

【貴方はレースを観るのも好きだそうで…】
「1日4〜5戦は観ます。この世で一番番楽なことって、真似することじゃないですか。
トップ選手らの走りを見たら、同じようにするでしょ。だから、面白そうなレースは観るようにしてるんですよ。
でも、苦手なのは見ないですけどね。」

【モトGP昇格早々、絶好調だが…今後に向けては？】
「特に期待はしてません…今後、何が起きても非現実的な感じがして…。
全てがテストみたいなものだから、とにかく、落ち着いて取り組んでいかないと…でも、なんでも今みたいに上手くいってくれると良いんですけどね。」

［　完　］

（参照サイト：『Gpone』）
（参照サイト：『Motosprint』）
（Photo：Instagram）