MotoGP

アレックス・マルケス『僕が不可能だと思ってたことを、兄マルクはやっている』

『マルケス:僕が不可能だと思ってたことを、兄マルクはやっている』

★5月10〜12日、フランスGP(ル・マン)が行われる。

★フランスGPと言えば、水曜日からサーキット内がお祭り騒ぎになることで有名で、選手陣は騒音のため安眠できないと嘆いている。
しかし、アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)は、「子守唄代わりになって、僕は好きですよ」と。
ちなみにアレックス選手はモト2時代、同トラックで優勝したことがある。
そのうえ、モトGPに昇格した年もホンダファクトリー機で2位を獲得したのだが、本人は「ウェットレースで、フラッグ・トゥ・フラッグだったから」と謙遜した。

★9日、木曜会見でアレックス選手は次のように続けた。

【ル・マンは得意なのでしょ?】
「得意ってわけではないけど、調子は良いんですよね…ちょっと茂木みたいな感じで。
ストップ&ゴータイプだけど、それほど極端でもないし…大変なブレーキングは3ヶ所だから。
まぁ、コーナーはけっこうな速度で走らなければならないけど…新フロントタイヤのせいもあって、そうなるんですよ。以前より丸く走る走行ラインがいくつかあるんですよね。」

【もうドゥカティ機2023年版に、しっかり適応できた?】
「ヘレスではタイヤの接地がいまいちで…以前のような旋回スピードが出せなかったんです。
特にブレーキングで苦戦してしまい…現在、エンジンブレーキにがっちり手を入れてる最中です。」

【兄マルク選手はハードブレーキングにおいて、既にドゥカティ内のNo.1だと思う?】
「上位陣の1人でしょうね…兄のブレーキングスタイルは特殊で、ホンダ機やドゥカティ機の長所を上手く保つことができるんですよ。
ただ、そんなの不可能だろうって感じのやり方なんです。
フロントタイヤの扱いで、どうやってるのか分からないことがいくつかあって…ドゥカティ機でコーナーにあんなに強く入っていくなんて、僕は無理だって思ってたんですけどねぇ。
ホンダ機に比べ、情報をつかみにくいマシンなんだから。ホンダ機は大変だったけど、フロントの挙動は分かりやすかったんですよ。」

【兄マルク選手のデータを研究してみた?】
「誰かがどこかで上手い走りをしてたら、皆、データを見て参考にしますよ…うちは、今、その辺に集中してます。
特にヘレスはコーナー進入で苦戦してたんですが、今回は正しい方向に進んでいると思います。」

【先日、2027年からの新レギュレーションが公表されたが…】
「一番ポジティブなのは、排気量が低くなったことですね…でも、エアロダイナミクスは縮小だけじゃなく、パーツのいくつかが禁止になると思ってました。
あと、オーバーテイクしやすいように、F1のDRSみたいなものを導入すると思ってたんですけどねぇ。」

(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram

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POSTED COMMENT

  1. グゥちゃん より:

    この兄弟を見てるとボクシングの井上兄弟を重ねちゃう。

  2. kai より:

    また兄関連の質問されてる…可哀想に…

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