『2024 カタルーニャGP モトGP 決勝リザルト&トピックス』
★5月26日(日)、カタルーニャGP モトGPクラスの決勝が行われた。
※トップ10はドゥカティ5名、アプリリア3名、KTM1名、ヤマハ1名。
★総合順位は以下のとおり。
首位マルティン(155ポイント)、2位バニャイア(−39ポイント)、3位マルク・マルケス(−41ポイント)、4位バスティアニーニ(−61ポイント)、5位ヴィニャーレス(−68ポイント)、6位アコスタ(−72ポイント)
★ドゥカティ
首位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、2連覇チャンピオン)。好スタート。土曜スプリントでは転倒してしまった第5コーナーで、今日はマルティン選手を抜いた。ゴール後は緊張を一気に解放した様子で、第1コーナーではファンと共に喜びに浸った。本人談「マルティンとアコスタのリズムは速すぎで、ゴールまで維持することはできないだろうと思っていっました。あえて第5コーナーで抜きました…去年から昨日のスプリントに至るまで、バルセロナでは完走できないと言うジンクスを払うためでした」。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは18位。第2セクターでグリーン・ゾーンに乗り、ロングラップペナルティ(LLP)を科せられたが、実行の際にミスをしたため、その後、ダブルLLPを科せられた。その後、ライドスルーを科せられたが、実行の際にまたミスをしたため最後は32秒加算ペナルティを科せられた。
2位ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)。グリッド7位スタートながら、第12ラップでは後続バニャイアを1秒ほど引き離して首位に立っていたが、第15ラップ以降、どんどんギャップを縮められ、第19ラップで抜かれてしまった。最後はタイヤが逝ってしまい、ゴール後に「今日は2位で上々です」と言った。
チームメイトのフランコ・モルビデッリはリタイア(昨年はヤマハファクトリー、VR46ライダーズアカデミー)。転倒。
3位マルク・マルケス(ドゥカティグレジーニ、昨年はホンダファクトリー)。グリッド14位スタートから第4ラップで8位まで追い上げ、その後、どんどん挽回していった(※フランスGP決勝では13位スタートから2位獲得)。5レース連続表彰台(※連続4回2位を取り、今回は初3位)。
チームメイトのアレックス・マルケスは7位。
5位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティVR46、昨年はドゥカティグレジーニ)。
チームメイトのマルコ・ベッツェッキは11位(VR46ライダーズアカデミー)。
★アプリリア
4位アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)。最後までマルケス選手と3位争いをした。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは12位。
6位ラウル・フェルナンデス(アプリリアTrackhouse)。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは10位。
★KTM
8位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。
チームメイトのジャック・ミラーはリタイア。転倒。
13位ペドロ・アコスタ(GASGASテック3、2023年モト2チャンピオン)。好スタート。第10ラップの第10コーナーで転倒。再スタートを切り、20位から追い上げた。
チームメイトのアウグスト・フェルナンデスはリタイア。
★ヤマハ
9位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)。
チームメイトのアレックス・リンスは20位(昨年はホンダLCR)。最下位。
★ホンダ
14位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR)。
チームメイトのヨハン・ザルコは16位(昨年はドゥカティプラマック)。
15位ジョアン・ミール(ホンダファクトリー)。
チームメイトのルーカ・マリーニは17位(ホンダファクトリー、昨年はドゥカティVR46、ロッシ異父弟)。
テストライダーのステファン・ブラドルは19位。
※15〜19位までホンダ選手が並んだ。
『2024 カタルーニャGP モトGP 決勝リザルト』
『2024 カタルーニャGP モトGP 総合順位』
(Photo:Motogp.com)
アコスタって一人だけ走行ラインが違うよなぁ…ちょっと他とは違う感覚で走ってるような
バニャイアはここでまた流れ掴んでほしい
ペッコ去年はクラッシュでそこから潮目が変わったけど今年はキッチリ勝ち切って流れを引き戻すキッカケになるかな
しかしバスティアニーニはなんで最後までペナ消化しなかったのかねぇ
押し出されたのに何で俺がペナやねん!←ってな感じじゃないですか?もしくは通信機器不良
バスティアニーニロングラップペナルティ消化してないのでは?
昨日のスプリントとは打って変わって割と慎重なレース展開だったかな
そんな中、マルケスは問答無用でガンガン攻めてのポディウムでドメニカーリと
熱い抱擁が印象的だった。ほぼほぼ外堀は埋めて、後はRBとの関係とも解消させれば
晴れてドゥカワークスのシートは決まりかな。マルティンも何処となくそんな空気を感じたか
レース後、悲喜こもごも。恐らくこの一戦で決めたのかね、ジジもマルケス所に来て
握手してる感じがそんな風にみえた。
アコスタはしくじってしまったな。でも再スタートしてそれでも最下位医争いしてる
日本勢をパスしての13位なんだからスゴイなと。左側のウイングレットサイド側全部
損失してても速さを失わなかったのだから本当にバイクのウイングなんてお飾りみたいなもんなんだなと。
バニャイアは失敗した後が強い。
マルティンは週末を思えば大上出来でしょう。
アコスタはまたやっちゃいましたね。まぁまだ学習段階。
マシン損傷がなければもっと巻き返したかな。
クアルタラロ9位。少しずつ上がって行きましょう!
モルビデリは感触は取り戻してきたから結果が欲しいなー
ペッコは勝ったけどマルティンは無理せず最小差のポイントに抑えた
後々響いてくるかも?
ポディウムの3人とフランキー、バスティアで明暗くっきりで来季シートの決定打になった感じ
アコスタ盛り上げてくれたけど、HONDA勢をパスしたスピード差をみてあらためて絶望した…
マルティンは去年の反省が生きてる感じ
去年は勝ちにこだわり過ぎて失敗することが多かったが、今年は優勝が無理なら2位を、2位が無理なら3位を確実に取るように気持ちを切り替えて走っているように見える
現在2位とは39P差だけど、1レースで最大37P稼げるのでもう少し広げたいね
逆にバニャイヤとマルケスはW優勝を決めてポイントを一気に縮めたいところ
マルクはリヤソフトでよくあの追い上げをして3位に入りますよねえ。
ドカにとっては貴重なデータが取れたのではないかと思います。
マルティン終盤でミスしなくなったね
851さん、
私もそう思います。リヤのソフトがあの追い上げでよくもったのが不思議。
しかし、ドカはマシンもライダーも安定して速いですね。
KTMとAPLILIAは時たま勝つけど、それ以外にムラッ気が多すぎ。
日本メーカーの浮上はまだまだ先みたいだなぁ。