『マルティン:エネア相手に新人みたいなミスをしてしまった…』
★5月31日〜6月2日、イタリアGP(ムジェッロ)が行われた。
★2日(日)、ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)が決勝3位だった。現在、総合首位(171ポイント)。
★土曜スプリントは転倒でポイントを獲得できず、総合首位を固持してはいるが2位バニャイア選手とは18ポイント差まで縮まってしまった。
★マルティン選手のコメント。
【今回の決勝については?】
「レース前に2位になれるって分かってたら大喜びしてただろうけど、走ってみたらペッコ(バニャイア)と0.2秒差で…『優勝もありかな?』って思えたし、実際、迫って行けたし。
スピードも出てたんで、『復活できた!』って思ったんですよ。
ところが、2周で3位に落ちてしまい…新人みたいなミスをしてしまったんです。でも、今シーズンはもう二度としないんで。」
【昨日より伸びてきてたようで…】
「昨日はセッティングやフロントタイヤで、けっこう遅れを取ってたんですが…今日はペッコの方が、フロントのコントロールで苦戦してるようだったんです。
ムジェッロでペッコはいつもプラスアルファの力を出してくるのに、今年は去年ほどじゃなくって…おかげで次戦に向けてモチベーションが上がりました。
マシンを全面的に変えたおかげで、うちは大きくステップアップできたんで…次のアッセンが楽しみです。」
【バスティアニーニ選手に抜かれた件については…?】
「けっこうオープンなラインで走ってしまってたんです…後ろに誰かいるなんて思ってなかったもんだから。
ピットボードでタイム差は確認してたんですけどねぇ…それなのに、後ろにエネアがいたんですよ。
次回からは単独走行でも、コーナーではスペースを空けないようにして走ります…あんな風に2位を手放してしまうなんて駄目でしょ。
とにかく、終盤ラップは本当に素晴らしかったですけどね。」
【終始、2位を固持していたが…】
「ペッコの後ろで走行ラインを研究させてもらいました…今まで苦戦してた地点も、走りやすくなりましたよ。
あと、ペッコが苦戦してるようだったんで、追いつけると思ったんですけどねぇ。
当初は、2位を走れるなんて思ってなかったけど、去年よりも大きくステップアップできたのと、僕の方もライディングスタイルを大幅に改善したんです。」
(参照サイト:『Moto.it』)
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野暮だと分かってるのですが、同じ表現が今まで何度も使われてるので気になって今回指摘させてもらいます。
「固持する」は、『信念や自説をかたく守って変えないこと。固執する』の意です。ポジションを守るのは『固守する』ですね。