『ペトルッチ:次回は両腕を使って走りたい』
★6月14日〜6月16日、ミザノサーキットでSBKエミリア・ロマーニャラウンドが行われた(※リザルトは記事下にあります)。
★ダニーロ・ペトルッチ(33才、ドゥカティBarni)が予選12位、レース1で9位、スーパーポールレース(短距離)9位、レース2で6位だった。現在、総合9位(-114ポイント)である。
★ペトルッチ選手は4月11日にトレーニング中の転倒で大ケガを負い、4月末のアッセンラウンドは欠場となった。
復帰ラウンドとなった今回は右肩の痛みがまだ強かったため、当初は走行できるどうかも危ぶまれていた。
★レース2終了後、ペトルッチ選手が次のように話した。
【ほぼ片腕操縦だったのに、各レース、なかなかのリザルトで…】
「かなりキツかったけど、感動的でしたね。土曜日をこなした後、日曜はどうなることかと思ってました。
皆から、『もう棄権しろ』って言われて…土曜日に頑張りすぎたんで、痛みがかなり酷かったんですよ。
(日曜午前の)スーパーポールレースでは、皆、かなりアグレッシブなスタートで…僕は16位になってしまったけど、その後、前の選手が6〜7名転倒したんですよ。
おかげで9位になれて…レース2はグリッド9位なわけですからね。
でも、ピットボックスから出て、第4コーナーでブレーキをかけたら痛みが凄まじくって…痛み止めを打っておいたのにねぇ。力が入らないんですよ。
これじゃあブレーキはかけられないなぁ〜って思いつつ、でも、ウォーミングアップラップの時、右肩が使えたんです。
それで、好スタートを切って…マシンにちょっとした改良を加えておいたんで、コーナーでのブレーキングのコツが分かってきてね。
基本的には両足を使い、右腕はちょっとだけにしときました。」
【自分でも驚いた?】
「常に1分34秒台で走れたんですからねぇ…自分の走りっぷりに、自分で驚いてましたよ。
終盤ラップでは、アクセル(バッサーニ)を抜くのに全てを出し切り…抜いた途端に電池が切れてしまって。マシンの上で、セメント人形みたいになってました。
でも、頑張って走って…ゴールを抜けた瞬間、肩に刺すような痛みを感じて…炎症がかなり酷く、ちょっと休養が必要なんですよ。
でも、クールダウンラップは感動的でしたねぇ。」
【次のドニントン戦(7月12〜14)に向けては?】
「今回、両腕を使って走りたかったんでねぇ…ドニントンまで1ヶ月ぐらいあるから、次は両腕使えるでしょう。楽しみですよ。」
『2024 エミリア・ロマーニャ SBK レース2リザルト』
『2024 エミリア・ロマーニャ SBK SPリザルト』
『2024 エミリア・ロマーニャ SBK レース1リザルト』
『2024 エミリア・ロマーニャ SBK 予選リザルト』
『2024 エミリア・ロマーニャ SBK 総合順位』
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
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なるけどね。
何かぎこちなかったのはそのせいなのね。
トレーニングも程々にしないとね…