『モルビデッリ:来年、もしVR46チームに入れたら…良い区切りになる』
★7月5日〜7日、ドイツGPが行われ、フランコ・モルビデッリ(ドゥカティプラマック)が予選6位、スプリント5位、決勝で5位だった。現在、総合11位である(-167ポイント)。
★今回は3日間を通し、安定して上位リザルトだった。
★モルビデッリ選手のコメント。
【今週末は好調で…】
「成長していってますね…本来の実力の80%近くまで出てきました。
日曜決勝なんか、『表彰台に上がれるどころか、優勝もできるかも…』なんてことまで考えられたんで。」
【バニャイア選手を追い越した時は、どんな感じだった?】
「追い越した時、『ペッコはタイヤを温存してるんだ』ってことに気づきました…僕の方は、もうタレかけてきてたんですよ。」
【では、マルク・マルケスとの接触については?】
「たまたま接触したってとこです。膨らんだ後、走行ラインに戻った時、そこに居るとは思ってなかったんで。
ところが居たんですよ…ギリギリで割り込んで来てたんですよね。」
【マルティン&バニャイア選手の後ろに付いた時は、どんな感じだったの?】
「2人はタイトル争いをしている選手なんだって、一瞬、頭をよぎりました…ちょっと畏怖の念みたいなものを感じましたね。
精神的な重しは色々とあるわけで…僕はそう言ったものからも自分を解放できるよう、鍛錬していきます。」
【2025年に向け、貴方はまだシートが未定だが…】
「複数のメーカーから話が来ていて、嬉しく思ってます…この3週間で検討していきますよ。思い通りの順位で戦えるよう…せめてトップ3争いができるよう、然るべき決断をすることが重要なんで。
優勝争いに関しては、今は経験不足と言うこともありますから…このレベルになると、継続力が差を生み出しますからね。(各オファーを検討する際は)その点も考慮していきます。」
【例えば、VR46チームへの加入については?】
「もちろん、入れたら嬉しいでしょうねぇ。良い区切りになりますよ…ヴァレ(ロッシ)のために走れるなんて素晴らしいことだろうから。
こうして僕が二輪レーサーになれたのも、現在のような人間になれたのも彼らのおかげなんですから。ヴァレだけじゃなく、VR46グループ全員が僕の恩人なんで。
今年、プラマックチームでまた優勝できるようになれば…それも素晴らしいことだけど、もしVR46チームでそれが実現したら…まぁ、そんなことはまだ考えられませんけどね。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(参照サイト:『Motosprint』)
(Photo:Instagram)
モルビデリも数年前に手術してから上手くいかなくなったよね。術後休んでるところにヴィニャの突然解雇でファクトリーに繰り上がって、そっから低迷続きだもんね。術前はヴィニャなんかよりは成績残してて、さすがVRの長兄って思う活躍ぶりだったのに。復活の兆しが見えてきて嬉しい。
この人はブレない精神的強さは持ってるのがわかった。あれだけはらんだら普通は抜きに行くでしょう。
でもさすがにチャンピオン争いには気を遣うのですね。
VR46に行くのが恩義からも順当かなと思いますがどうなるか?