『2024 オーストリアGP モトGP 決勝リザルト&トピックス』
★8月18日(日)、オーストリアGP モトGPクラスの決勝が行われた。
★総合順位は以下のとおり。
首位バニャイア(275ポイント)、2位マルティン(-5ポイント)、3位バスティアニーニ(-61ポイント)、4位マルク・マルケス(-83ポイント)、5位ヴィニャーレス(-136ポイント)、6位ビンダー(-147ポイント)
★トップ10はドゥカティ7名、KTM1名、アプリリア2名。
★ドゥカティ
首位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、2連覇チャンピオン)。オーストリアGP決勝3連勝記録樹立。最高峰クラス25勝目(※ケヴィン・シュワンツとタイ記録で、優勝獲得ランキングでは10位)。世界選手権では35勝目。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは3位。好スタート。終盤での追い上げが期待されていたが、今回は自身のペースで走り続けた(上位2名より少し遅かった)。
2位ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)。終始、バニャイア選手に喰い付いていたが、最終ラップで諦め、3.2秒差でゴールした。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは8位(昨年はヤマハファクトリー、VR46ライダーズアカデミー)。スタート時に兄マルケス選手に接触されて膨らみ、15位に後退。今回の追い上げでは優秀ライダー(モルビデッリ)と、破格ライダー(兄マルケス)の違いが顕著に見られたと言えるだろう。
4位マルク・マルケス(ドゥカティグレジーニ、昨年はホンダファクトリー)。今回もドゥカティ2023年機トップ。スタート時、下降デバイスが機能せず(前後ともに機能しなかった模様)、モルビデッリ選手と接触して膨らみ、13位に後退。その後、怒涛の追い上げ。当初は3位バスティアニーニ選手に約8秒引き離されていたが、最後は6.4秒差にまで縮めた。
チームメイトのアレックス・マルケスは10位。
6位マルコ・ベッツェッキ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー)。今回は速さもあり、戦闘力が高かった。分岐点とまではいかないが、実力があることは証明した。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは棄権(昨年はドゥカティグレジーニ)。金曜午後セッションでの転倒により、肩を脱臼。アラゴンGPで復帰の予定。
※表彰台は、またドゥカティ選手のみ。
★KTM
5位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。
チームメイトのジャック・ミラーは19位。長く5位を固持したが、第11ラップで転倒。
テストライダーのポル・エスパルガロは11位。ワイルドカード参戦。
13位ペドロ・アコスタ(GASGASテック3、2023年モト2チャンピオン)。
チームメイトのアウグスト・フェルナンデスは15位。
★アプリリア
7位マーヴェリック・ヴィニャーレス(アプリリアファクトリー)。
チームメイトのアレイシ・エスパルガロは9位。
テストライダーのロレンツォ・サヴァドーリは20位。ワイルドカード参戦。
12位ミゲル・オリヴェイラ(アプリリアTrackhouse)。
チームメイトのラウル・フェルナンデスはリタイア。
★ホンダ
14位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR)。
チームメイトのヨハン・ザルコは21位(昨年はドゥカティプラマック)。
17位ジョアン・ミール(ホンダファクトリー)。
チームメイトのルーカ・マリーニはリタイア(ホンダファクトリー、昨年はドゥカティVR46、ロッシ異父弟)。
テストライダーのステファン・ブラドルは22位。最下位。ワイルドカード参戦。
★ヤマハ
16位アレックス・リンス(ヤマハファクトリー、昨年はホンダLCR)。
チームメイトのファビオ・クアルタラローは18位。
『2024 オーストリアGP モトGP 決勝リザルト』
『2024 オーストリアGP モトGP 総合順位』
(Photo:Motogp.com)
バニャイアに隙がなさすぎて、もう止められない感が出てきた。
マルケスが突っ込んだのか、フランキーが締めてきたのか、どっちとも取れそうでしたが、でもアレイシじゃないけどどうもフランキーは粘着質っぽくて好きになれないw
ミラーはやっぱりいつものミラーだった。。
ドカワークス2人+マルティン+マルケスが突出してたレースでした
そうなると型落ち+プライベーターのグレシーニだと細かい所でミスや無理が出てくるのかな
フランキーは粘着質じゃなくて、自己中の間違い。当てたあとに振り返りもしないのが他者へのリスペクトが感じられなくてダメ。
今回もスロー見ればそうだし、ドイツでもそうだった。両方マルケスだけどw
当たっても関係なく、真っ直ぐ前だけ見てるのはなんだか人としてキモいのよ。
ホールショットデバイスは必要ないなぁ…来季から中止して欲しい
本来マルケスはロケットスタート得意なのに遅くなるなら意味ないし、危ない
なんでもかんでも均一化する必要ない
レースはペッコのWウィンでここではDUCATI初のポディウム独占
KTMはいいところが無かったねぇ
上の方みたいなコメントは見ていて気分が良くない。あのインシデントはどちらも悪くないという判定が出ているし、どちらか片方を攻め立てるのは正しい意見ではないと思います。
ドカ以外はどこも良いところがありませんでしたね。
バニャイアは完勝だけどまだまだ分からない。たった5pt。
KTMのポル機は空力特性を与えられてるぽい新型スイングアームの実戦テストしたり2027に向けて色々やってるみたいですね
後ホールショットデバイスも廃止になるから昔みたくロケットスタート職人が見れるかも
ロケットスタートといえば、やはり押し掛けでしょう。
とはいえ今の4st1000ccでは無理だろうね。
半分以上がスタートできないだろうし、後ろから追突の危険がハンパないしね。
ホールショットデバイスだけでなくコーナーの立ち上がりでも下降デバイスが働いてるけど、日本メーカーが苦戦してるのもこれのせいじゃないかと思う。
素人的な見方だけど、ドカとホンダの立ち上がり姿勢を見ると明らかに違いがあるように見える。ホンダはリアが下がり過ぎて(フロントが立ち過ぎ?)て、あれじゃ旋回性がスポイルされるからアクセル開けれないと思うんだよねぇ。