『マルケスvsミール接触、順位変更問題まとめ』
★10月27日(日)、タイGPのモトGPクラスでマルク・マルケス(ドゥカティグレジーニ)が、決勝12位だったが、その後、リザルトが変更されて11位となった。
(※新リザルトは記事下にあります)
★順位変更の経緯は以下のとおり。
マルケス選手は第14ラップで転倒し、レースに復帰後、第23ラップでミール選手に接触した。
接触によりミール選手がコースアウトしたため、マルケス選手は14位になった。
マルケス選手は『無責任な操縦』により処罰が科せられたため、ミール選手に順位を譲らなければならなかったのだが、すぐには譲らず、第3コーナーでナカガミ選手を抜いた後にミール選手に順位を譲り、その次のコーナーでミール選手をまた抜いた。
マルケス選手が11位でゴールした際、(運営側は)同選手が順位譲渡を実行していないと勘違いして12位に降格させたが、その後、11位に戻した。
★決勝後、ジョアン・ミール(ホンダファクトリー)がスペイン『DAZN』のインタビューで、次のように話した(※同決勝では15位だった)。
【マルケス選手との接触については…?】
「彼の方がきちんと説明できるんじゃないんですか…色々とつじつまを合わせるのが上手いようだから。
後続選手が前の選手に接触したら、釈明することってあまりないもんなんですけどね。僕は押し出されてLLP区間にまで出てしまい…もう、お手上げ状態でした。
あんな操縦をする必要なんてなかったと思うんですけどね…後続選手の方がリズムが上なら、直線コースで抜けば良いだけの話なんだから。」
【1順位降格処分については…?】
「あんな風に他の選手に接触し、コースアウトさせた選手に対する処罰が1順位降格だけなんて…適切だとは思えませんけどね。
僕がどれだけ後退したかを思えば、妥当とは言えないでしょう。ロングラップペナルティ1回ぐらいが妥当だと思うんですが…実際、そう言う処罰を受けていた選手もいるんだから。
こう言うところが理解できないんですよね。」
★マルケス選手は同件について、次のように話した。
「(接触した際の)映像は見てないし、どの角度から撮られたものかも知らないんですが…もし直線コースからの映像なら、僕とミールが並行してコーナーに差しかかっているのが分かるはずですよ。
僕が思うに、その前の周回でミールは3順位落としていたから、なにがなんでも諦めないで頑張ってるって感じで…ある時点でブレーキを緩めて進入して行ったんですよ。
僕の方は(転倒後に)リアブレーキが使い物にならなくなってたんで、どうすることもできず…接触して、1順位降格処分を喰らうことは分かってたんですけどね。
だから、『まずは前の選手に追いつくように攻めの走りをして、それから(ミールに)抜かせて、また抜き返せばいいか』って思って…実際、そうしました。」
★同件について、ジョヴァンニ・ザマーニ記者(イタリア『』ピットレポーター)が次のように書いた。
《接触した際の映像を見る限り、マルケスへの処罰は妥当なものだったように思う。
また、マルケスがナカガミを抜いた後、ミールに順位を譲っていたことも事実ではあるが…
多くの選手らが、『マルケスはすぐにミールに順位を譲るべきであり、後続選手よりも自分が有利になるまで待って譲るべきではない』と訴えている。》
『2024 タイGP モトGP 新決勝リザルト』
『2024 タイGP モトGP 新総合順位』
(参照サイト:『Moto.it』)
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
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Aマルは、差して気にしていない。
あれで良かったと自分の狡猾さを発揮させている。
こう言う強メンタルも含めてが、Aマルの強さなんだろう。
Mマルの間違い。
羽がへし折れる強い押し出しでしたね。
くれぐれもチャンピオン争い中のマルティン、ペッコにああいったコース外に出したり、転ばすような『無責任な操縦』にあわないことを祈ります。