『審判団による多重クラッシュ発生経緯、裁定』
★11月3日(日)、マレーシアGPのモトGP決勝、第1ラップの第2コーナーでビンダー/クアルタラロー/ミラーによる多重クラッシュが発生し、レッドフラッグによりレースが中断された。
★その後、同事故についての調査が行われ、11月5日(火)にスチュワードパネル(審判団)より、『処罰なし』との判定が公表された。
★スチュワードパネル(審判団)が各角度からの映像を検証し、事故経緯を以下のように説明した。
《第1ラップの第1コーナー立ち上がりで、選手陣が第2コーナーに向けて方向転換をした際に同事故が発生しました。
複数の走行ラインに選手陣が一気になだれ込んだため、アレックス・マルケスのマシン後部がブラッド・ビンダーのマシン前部に接触し、ビンダーのマシンが持ち上げられてカウル全体が外れました。
一方、ミラーが走行ライン上で転倒したため、クアルタラローとビンダーの転倒を引き起こしました。
これらの映像を慎重に検討した結果、イレギュラーな動きをした選手は皆無であると判断しました。》
★KTMのフランチェスコ・グイドッティ(チームマネージャー)も事故直後より、同事故はレースインシデントであると主張していた。
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)