
『怒アコスタ:タイヤ圧のせいで表彰台を剥奪なんて…馬鹿げてる!』
★4月13日(日)、カタールGPのモトGPクラスでペドロ・アコスタ(KTMファクトリー)が、決勝8位だった。現在、総合11位(−99ポイント)。
★9位でゴールしたが、マーヴェリック・ヴィニャーレス降格により8位に繰り上がった。
★決勝後、アコスタ選手が以下のように話した。
【マーヴェリック・ヴィニャーレスがタイヤの空気圧違反で降格となったが…】
「マーヴェリックと同じ問題を抱えてた選手が、これまでも何名かいたじゃないですか…でも、状況によって、対応が違うんですよねぇ。
例えば、タイでは大勢に(ペナルティが)科せられても、おかしくなかったのに…もちろん、デリケートな問題ではあるけど、でも、結局のところ、選手には分からないじゃないですか…レース中の気温の変化とか、横風が吹くかどうかとか。
僕は、ルールを変える必要があると思います…これじゃあ、優勝や表彰台を獲得したって、いつ剥奪されるか分からないでしょ。」
【今回のレース中、貴方はどうだったの?】
「僕は最大限の走りにはなってなかったんで、空気圧は低かったはずです…まぁ、限界ギリギリではなかったけど。
聞いた話によれば、ここでは空気圧がかなり低いと危険だそうで…でも、スタート時に上の人達が大丈夫だって判断したら、こっちは大丈夫だと思ってスタートするじゃないですか。
この件についてはダニ・ペドロサも、現役の頃、ミシュランがワンメイクサプライヤーに代わった時に良く話してたはずなんですよね。
結局、マシンの前側は、ディスクがスチール製じゃない時はオーバーヒートしやすくなるんですよ…完走した際、触ることもできないぐらいにね。」
【では、このレギュレーションには反対…?】
「優勝や表彰台を獲得した選手(の功績)を否定するなんて、馬鹿げてますよ…タイ決勝ではマルク・マルケスが、(レース途中、空気圧を下げるため弟に首位を譲り)色々と言われてたけど、結局、彼が最速だったんだから…馬鹿げてるでしょ。
大丈夫な状態でスタートしたなら、あの時のマルクのように、あえて順位を譲るなんて意味ないんですよ…ちょっと理解に苦しむんですよね。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
アコちゃんよく言った!
問題はタイヤの方にある。
まったくの同感
ほんとうにバカげている
ピレリになったらこのルールは撤廃されるんですかね。
馬鹿げたレギュに見えますけど安全のためなのでまずそこを見ないと
そして今や最重要なセッティングの一部ですからレースを見据えて皆空気圧を設定しています
マルクの空気圧問題は新チーム新マシンでエンジニアが
マルクの走りで変化する空気圧を開幕戦の時に把握できてなかったのが原因で
その後のレースで毎度同様の事態にはなっていませんから解決できる話ということ
ヴィニャのメカニックももっと集団戦を想定して空気圧を低く設定しており
集団戦でより有利にしたいからこそ
単独走行では ペナルティが発生するぐらい低く設定したんです
ベテランのマルクやヴィニャですらチームのセッティングがうまくいかないような面があるので
2年目のアコスタが分からないのも仕方ないでしょ
何にせよ少しでも有利にするために低くしてるんですよ皆
レース中の圧が規定より低い周回が50%以上ならペナルティとかにするより、レース前の冷間時の規定値厳守にしたほうが分かりやすいし、違反の有無もはっきりするし、レース後にペナルティで降格なんて興覚めもなくなると思うんだけどなぁ。
タイヤ圧を「上げる」為にアレックスの後ろに付いたんじゃなかったでしたっけ?
いつも怒ってる
そもそもの疑問なのですが、
これって、選手が負うべき責任で、選手が科されるべきペナルティなのでしょうか?。
チームにペナルティを科して、ポイント減算、或いは剥奪してはどうかと思うのですが。
MotoGP においては、選手のチャンピオンシップほどの栄誉ではないものの、
チームのチャンピオンシップもある訳で、罰にはなる。従って、抑止力にはなるかと。
予選での後追い問題の時も、それが問題であるならば、
選手を管理するチームにペナルティを科してはどうか、と考えていました。
これなら、主催者の安全管理上の責任も果たせるし、
表彰式が台無しで興覚めな問題も解決出来るのでは。
また、レース中に意図的な操作による順位変動があるのも
2輪のスプリントレースには似つかわしくないので、
計測はスタート前とゴール後にして欲しい、
という思いも別途あります。
そもそも論でタイヤ圧規定は、危険域まで落としてる場合の規制策だと思うし、タイヤバーストとか
グレイニングとかアブレーションの軽減まで考えてのミシュランとの協議で設けたセーフティルール
とは思うけど、各チームのストラテジーで圧を設定する際、上位入賞を前提にタイヤ圧をミシュランと
想定して決め、今回のビニャの失格って、他のタイヤ圧は引っ掛からなかったのなら、ビニャは単に
ハズレを引いただけの話では。これからどんどん暑くなりオーバーヒートが頻発する筈だから
空気圧の規定範囲をもう少し寛容にしないと違反者続出する気がする。確かに今回のビニャは
ゾーンに入った走りだったけど、タイヤ圧の恩恵だとは思わなかったな。しかし、ルールはルール。
でもこれって、チャンピオンシップ的にドルナ側は幾らでも都合良くコントロール出来るルールかなと。
アコスタってコメントがいつも理路整然としてて、かつ忖度しないストレートな物言いなので頭も良くて性格も正直なんだろうなっていつも感心する。
馬鹿げているのはどっち?
例え選手が関与して無くても、処罰は当然。
マルクはコントロールしたが、ビニャーレスは出来なかった。それだけの事。
レース前後の規定値チェックで良いと思うけどね。
初戦ではマルクが先頭を走ってタイヤが冷え過ぎて内圧が下がったから、一旦弟の後ろに下がって排気熱を浴びて内圧を上げ、再びトップに立ったけど、今回のマーベリックはチームの想定より速く、集団に揉まれて上げる内圧を考慮しての空気圧設定だったのに、1〜2位を走ったからそこまで内圧が上がらず、結果的に内圧低過ぎてペナルティとなったとも言われてるな。
トラックリミット警告みたいに一般人にもわかるような仕組みにしてほしい。
でないとチャオさんの指摘のようにドルナが正しく裁定してんのか見えないんよ