
『ペトルッチ:今回、まだ小椋代役オファーは来てないけど…』
★6月20〜22日、イタリアGPがムジェロ・サーキットで行われる。
★アイ・オグラ(アプリリアTrackhouse)はブリティッシュGP中の転倒により右膝を骨折し、アラゴンGPを欠場したが今回のイタリアGPは参戦できそうである。
ただし、6月19日(木)にメディカルチェックを受け、出走許可を得なければならない。
★6月17日、ダニーロ・ペトルッチ(34才、ドゥカティ機でSBK参戦中)が伊サイト『Mowmag.com』で次のように話した。
【アラゴンGPの直前、Trackhouseチームからオグラ代役オファーが来てたのでしょ?】
「来てたけど…ただ、(受けてたら)けっこうな混乱状態になってしまってたかもね。オグラ本人が参戦できるかどうかトライしてみるってことだったんで。
月曜テストの方も断ったんですよ…別に(ドゥカティ側から)禁止されてるってわけじゃなく、単純に準備する時間がなかったんで。
当然、こっちは大歓迎ですよ。ただ、代役参戦ってのは決して喜ばしいことじゃないでしょ…大概は正規選手がケガしたか、具合が悪いってことなんだから。
まぁ、『参戦しても苦戦して後悔するんだぞ』って、心の奥底では重々承知してるなんて言ったら嘘になるだろうね…またモトGPに出られるチャンスが来ることを願ってるわけで。
とにかく、アラゴンGPは本当に無理だったんですよ。その直後にSBKのミザノラウンドがあったし…うちのチームの方からも、『トラブルは避けるように』と言われてたんでね。」
【ただ、今回のイタリアGPで、また同じ事態になる可能性もあるようで…】
「もしそうなったら、その都度状況を見ていきますよ。まぁ、今のところ、(Trackhouseからは)何の連絡もないんで、オグラが順調に出られることを願ってますけどね。
選手にとって、欠場ってのがどう言うものか…よく分かってるんで。」
★ちなみにSBKドゥカティファクトリーは今年末にアルヴァロ・バウティスタを放出するため、後任選手を模索している。
チームメイトとなるニコロー・ブレガはダニーロ・ペトルッチを希望しているが、ドゥカティ側は若手選手を探している模様。ペトルッチ自身もファクトリー昇格は不可能だろうと見ている。
なお、BMWファクトリーはトプラク・ラズガットリオグルの後任候補にペトルッチ選手を入れている。
★先のSBKエミリア・ロマーニャラウンドでペトルッチ選手は予選9位、レース1は3位、スーパーポールレース4位、レース2は5位だった。現在、総合3位(-113ポイント)である。
『2025 エミリア・ロマーニャ SBK レース2リザルト』
『2025 エミリア・ロマーニャ SBK SPリザルト』
『2025 エミリア・ロマーニャ SBK レース1リザルト』
『2025 エミリア・ロマーニャ SBK 予選リザルト』
『2025 エミリア・ロマーニャ SBK 総合順位』
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Twitter Instagram)
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MotoGPを去っても様々なメーカーから代役参戦を依頼されているのは少なくともペトルッチの人柄も関係してそう