『2025 マレーシアGP モトGP 予選リザルト&トピックス』
★10月25日(土)、マレーシアGP モトGPクラスの予選が行われた。
★今回の予選から新ルールが導入され、予選1も2もセッション最後の3分間以内に転倒した場合はコース復帰できなくなった。
★トップ12はドゥカティ5名、ヤマハ3名、KTM2名、ホンダ2名。
★ルーキー陣は6位アルデゲル、17位オグラ、20位チャントラ。
★テストライダー陣は12位ポル・エスパルガロ、21位サヴァドーリ、22位ピッロ、23位アウグスト・フェルナンデス。
★ドゥカティ
首位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、VR46ライダーズアカデミー)。1’57.001を記録し(去年の自己ベストは1’56.337)、今年3回目のPP。予選1を2位で通過。予選2では使える新タイヤが1本のみだったので、セッション中盤、他の選手らがピットボックス入りした際を狙って出走し、単独走行で自己ベストを記録した。
チームメイトのミケーレ・ピッロは22位。マルク・マルケス代役(今シーズン残りGP完全欠場)。
2位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ)。金曜セッションで2回転倒し、体調はいまいち。
チームメイトのフェルミン・アルデゲルは6位(昨年はモト2総合5位)。予選1を首位で通過。予選2で使える新タイヤは1本のみだったため、ユーズドタイヤを使用したところ、第4コーナーで転倒。自己ベストは新タイヤできろく。予選1を終えて帰還した際にも転倒。
3位フランコ・モルビデッリ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー)。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは8位。
※ドゥカティ勢はオーストラリアGPで不調だったが、今回はいつもの調子を取り戻した。
★ヤマハ
4位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)。最終タイムアタックの第1〜3セクターで区間最高記録を出したが、最終セクターで失速。
チームメイトのアレックス・リンスは10位。
テストライダーのアウグスト・フェルナンデスは23位(昨年はKTM機)。最下位。V4エンジン機テスト中(前回の参戦よりフレームが大幅にアップグレードしている)だが、それほど順調ではなく、クアルタラロー選手が落胆してる。フェルナンデステストライダーもヤマハ側に、馬力アップを要請している。
11位ジャック・ミラー(ヤマハプラマック、昨年はKTM機)。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは16位(昨年はアプリリア機)。
★KTM
5位ペドロ・アコスタ(KTMファクトリー、昨年はモトGPルーキー・オブ・ジイ・ヤー)。今回のPP最有力候補だった。終盤、プッシュし過ぎにより第1コーナーでスリップ転倒し、新ルールにより退場しなければならなかったのに無視して走行を続けた。
チームメイトのブラッド・ビンダーは18位。
12位ポル・エスパルガロ(KTMテック3、テストライダー)。マーヴェリック・ヴィニャーレス代役。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは19位(昨年はドゥカティ機)。
★ホンダ
7位ジョアン・ミール(ホンダファクトリー)。
チームメイトのルーカ・マリーニは13位(VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。イエローフラッグに遭遇し、減速しなければならなかった。午前FP2は首位だった。
9位ヨハン・ザルコ(ホンダLCR)。
チームメイトのソムキャット・チャントラは20位(昨年はモト2総合12位)。
★アプリリア
14位マルコ・ベッツェッキ(アプリリアファクトリー、昨年はドゥカティ機、VR46ライダーズアカデミー)。インドネシア&オーストラリアGPほど好調ではない。
チームメイトのロレンツォ・サヴァドーリは21位(テストライダー)。ホルヘ・マルティン代役。
15位ラウル・フェルナンデス(アプリリアTrackhouse)。
チームメイトのアイ・オグラは17位(昨年はモト2総合首位)。
※4選手全員、予選1で終了。
『2025 マレーシアGP モトGP 予選2リザルト』

『2025 マレーシアGP モトGP 予選1リザルト』

(Photo:Motogp.com)






アルデゲル、最後やったなあw