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ラズガットリオグル『一番の問題はライディングポジション、ミラーのことは大好き』

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『ラズガットリオグル:一番の問題はライディングポジション、ミラーのことは大好き』

トプラク・ラズガットリオグル(29才)は2018年にカワサキ機でSBKデビューし、2020年にヤマハに移籍し、翌2021年にはタイトルを獲得した。
その後、2年間総合2位が続き、2024年にBMWに移籍してタイトルを獲得し、2025年も連覇した。
2026年はヤマハプラマックからモトGPデビューする。

★先日、ラズガットリオグル選手が西サイト『Motosan.es』で次のように話した。

【11月のヴァレンシア公式テストについては?】
「発見が多かったですね…SBKからの移籍なんで、パドックもマシンも何もかもが違うんですよ。正直な話、全てがちょっと変な感じで。
ピットボックスの中で、マシンにまたがったりしてたんですが…シャッターが開いた瞬間、大勢が待ち構えていて、TVカメラも何台かあって…あの日の1回目出走は、正直、ちょっとストレスでした。
マシンは初乗りと言うわけじゃなく、アラゴンで試してはいたけど、とにかく第一目標は適応することでしたね。」

【適応にあたり、一番の問題点は…?】
「ライディングポジションです。翌日、プライベートテストもやったんですが、色々なポジションを試してみて…おかげで走りやすくなり、スピードも上がりました。
でも、18日の公式テストの方も悪くなかったですよ…まぁ、限界ギリギリのプッシュはしなかったけど。
マシンが1台しかなかったんで、もし転倒したらそれで終了だったもんですから。第一印象は良かったけど、まずは適応作業が優先でしたからね。
SBK機からの乗り換えだと、完全に別物って感じだけど…良いマシンですよ。チームからも温かく迎え入れてもらったし。そう言うのって、僕は大切なんですよ。」

【チームメイトのジャック・ミラーについては?】
「ジャックのことは大好きです…本当に良い人で、地に足がついてますよね。モトGPのパドックって、今まで僕が慣れてた環境とは違うじゃないですか。
とにかく、ジャックと組めて良かったです。あとは(来年の)セパンテストが楽しみですね。うちは6日間使えるから、けっこう長丁場でしょ。
でも、僕にとっては貴重ですよ…ちょっと練習が必要なんでね。」

【2022年にヤマハからモトGP移籍のオファーはあったの?】
「あの時のオプションは…今回、契約した内容とは全然別物だったんで。
ここまでの自分のキャリアには満足してるし、BMWへ移籍したことも良かったですよ…そっちでもタイトルが取れたしね。
焦らず一歩づつ進んでます…自分には、そう言うのが合ってるんで。」

【ここ数年、モトGPへ移籍する際は『ファクトリー一択』と言ってなかった?】
「言ってました。でも、ヤマハの場合はファクトリー待遇なんで。プラマックもファクトリーチームと同じサポート、同じ機材ですからね。
3年前のオファー内容とは完全に別物なんですよ。」

ヴァレンシアテストでリンス&ミラー選手より上位になると思っていた?】
「たった1日のテストタイムですからねぇ…それほど注目しないで下さい。あまり意味ないんで。
ジャックもアレックスも、新ヤマハ機を理解する方に重点を置いてたんで…V4エンジンに替わったじゃないですか。
僕の方は2025年機と比較検証する必要はないんで、作業アプローチが違うんですよ。」

(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram

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