Screenshot『パヴェジオ:日本からヤマハ社長が現地入りした理由は…』
★2月27〜3月1日、タイ開幕GPがチャーン・インターナショナル・サーキットで行われた。
★ヤマハ選手の決勝リザルトは以下のとおり。
14位ファビオ・クアルタラロー(ファクトリー)
15位アレックス・リンス(ファクトリー)
17位トプラク・ラズガットリオグル(プラマック、ルーキー)
18位ジャック・ミラー(プラマック)
★決勝後、ヤマハ側は選手にコメントをさせないこととし、代わりにパオロ・パヴェジオ(マネージングディレクター-)が次のように話した。
【新V4エンジン機での初陣は、かなり苦戦していたようで…】
「ご存知の通り、これは新たなプロセスの始まりですから。トラックでは選手らが全力を尽くしてくれていたのですから…今は私が現状を説明すべきだと思いました。同プロジェクトの現状についてね。」
【ここに至るまでのプロセスを振り返ってみて、今回は予想以下の出来だった…?】
「まぁ、上手くいったとは言い難いですね。同プロジェクトは昨年に着手し…新エンジンをベースにした100%新たなプロジェクトを、予定を前倒しにして始めたわけですから。
開幕戦からトップ陣とのギャップは明らかなものでした。登るべき山が険しいことは覚悟しているし…同プロジェクトの実施を決めた時から、どのような戦いが待っているかも分かっています。
全社を挙げて110%の力で努力しており、今後もそうして行くつもりです。魔法なんて物はないのですから…一歩づつ進めて行くものでしょ。
高い戦闘力を取り戻すまで、このプロジェクトを育てていく覚悟です。」
【どのぐらい時間がかかりそう…?】
「現時点でお答えするのは難しいですね。トラックに出る度に改善点が浮上している状況ですから。マシンそのものの観点から言っても、いまだプロジェクトのベースの徹底理解を深めている最中です。
さいわい、コンセッション(優遇措置)のお陰で、うちは余分に作業をすることができますからね。今年は『学習・理解・変更・改善』から成るシーズンとなるでしょう。
私としては、より迅速なルートで進んでいければと思っています。昨年到達できたレベルに比べ、まずは後退するところから始まることは覚悟していました。レース本番でしっかりとした走りをするためには、必要な犠牲なのです。
土曜スプリントが良い例で…優勝選手とヤマハ首位選手のギャップは、去年と変わりなかったのですから。悪い結果ではないでしょ。ただ、本日の決勝に関しては、スプリントより苦戦してしまいました。」
【こうした状況下での選手マネージメントは大変でしょう…?】
「心情的には、誰にとっても大変でしょうね。表にさらされているのは選手だが、数ヶ月前から昼夜を問わず働いているスタッフが大勢いますからね。
望むポジションを取り戻すには…首位を取り戻すには、超えなければならない試練なのだと肝に銘じなければ…。容易なことではないが、他に道はないのです…とにかく、尽力するのみですから。
今週末は日本からヤマハ社長が現地入りされました…こう言う状況なので、通常は現場視察に来たと思われるでしょうが…実際は、本社側の100%サポートを保証するために来訪されたのです。
我々はヤマハを復活させるべく、この新プロジェクトに然るべき化学反応を起こさせようと懸命に努力しています。かつてのヤマハと決別したわけではなく、単純に作業の進め方を変え、状況を深く理解しようとしているだけです。」
[ 後半に続く ]
(参照サイト:『Moto.it』)
(参照サイト:『Gpone』)





