モトGP『カピロッシ:引退を考えている』
ローリス・カピロッシが今年一杯で引退するかもしれない。
今季15回目のモトGP参戦となるカピロッシ選手だが、現在まで9ポイントしか取れていないのだ。ドゥカティ・プラマックとは2年契約を結んでいるのだが、もしかしたら引退を決めるかもしれない。
『Sportmediaset』のインタビューでカピロッシ選手は次のように話している。
「難しい状況ですね。マシンの方は複雑だし。タイヤに何か問題があるとは思いませんが、大体において13位どまり、トップ陣とは2秒も差がある…。残念だけどね。こんな風にキャリアを終わらせたくはないんだけど。何とかしたいですよ。今が良い時期とは言えないですね。マシンが変わるようなら、僕も考え直すんだけど…。今後のためにも強い走りをしていかなければならないんだけど、こう言う状態が続くようなら決心しなければね。」
来週のバルセロナGP後に、なんらかの決断がなされることとなる。
まさに今頃、ヴァレンティーノ・ロッシ選手がムジェッロサーキットでテストしているGP12機に乗ることで、どんな未来が控えているのかをカピロッシ選手は考えてゆくのだろう。
しかし、ドゥカティがこう言う良くある結論に達することを認めるのだろうか?
バルセロナGPまで後8日ほどしかないことを思えば、難しい話である。
とにかく先のことを考えるのならば、カピロッシ選手は己の印象を基にしなければならないわけだ。
22年のライダー人生を経て、今、目の前に分岐点が迫っている。
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Gpone 2011年05月26日)
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