モトGP『新セッティングを実験しなきゃ』
ドイツのザクセンリンク・サーキットと言えば走行距離3,761kmと、ロードレース世界選手権ではラグーナセーカに次いで短いコースであり、狭く曲がりくねったレイアウトに加え、コーナーのほとんどが左曲がりであるのが大きな特徴だ。
ここで5回優勝を果しているヴァレンティーノ・ロッシも「特殊ながらも評価の高いコース」としており、乗り始めたばかりのGP11.1機のセッティングに向けチームと共に作業を進めている。今回で3戦目となる同機はセッティングに関し、いまだ模索状態にある。
この点についてロッシ選手は次のように説明している。
「ムジェッロでは、今まで試したことのなかったセッティングに向け、一定の方向性を持って作業を始めたんです。ただ、日曜日のウォームアップで始めたもんだから、あまり時間をかけられなくって。レースの時、予選よりは上手くいったんですが、もっと実験を重ねる必要がありますね。ザクセンリンク戦で良いベース・セッティングになってくれるかどうか、「乞うご期待」って感じですね。
コースは特殊だし、油断できないポイントもいくつかあるし。ただ、好きなコースではありますよ。去年は、足のケガで休場して、まさにドイツ戦で復帰して、なかなか良いレースをしてるしね。レース前にできるだけセッティング作業ができるよう、天気と気温に恵まれると良いんですけどねぇ。」
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事 Moto.it 2011年07月13日)
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なんとなく…
「行き当たりばったりで、やっつけ仕事」
をしているようにも思えるんですが。