モトGP『エレナ・マイヤーズ選手がスズキ試乗』
カリフォルニア出身の女性ライダー、エレナ・マイヤーズ(17才:昨年、AMA Supersport インフィニオン・サーキット(ソノマ)レース1で優勝)が当初の予定通り、スズキのモトGPマシンを試乗。なお、マシンはアルバロ・バウティスタ選手のスズキGSV-R機が使用された。
1993年11月21日、マウンテンビュー生まれのエレナ選手なのだが、今回のタイムは1.59.8と、2010年にベン・スピース選手がPPを獲得した時より19.7秒遅れで周回した。まぁ、腕に覚えのある新聞記者でも出せそうなタイムではあるが、これまでの経験などを思えば決して悪い結果ではない。
「セッティングは全然変えてません。バウティスタ選手が59kgで、エレナ選手が54kgですしね。」とスズキチーム。
実はアメリカにはダニカ・パトリックと言う4輪女性ドライバーが注目の的になっているのだが、マイヤーズ選手とは比較の対象にはならないだろう。
現在はIRL(Indy Racing League)よりもっと実入りの良いNascarへと移籍しており、最近では地元紙がその注目度を次のように疑問視していたのだ。
《もっと速い男性選手らよりも大きな注目を浴びているが、今後も注目され続けたいならばもっと上達すべきだろう》
さて、エレナ・マイヤーズのワイルドカード参戦はいつになるか?
とりあえずは今年のヴァレンシアで、もう1人のエレナことスペインのエレナ・ローゼル選手がモト2クラスに再参戦するのだが。
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Gpone 2011年08月26日 )
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記事中に出てきたダニカ・パトリック選手です。こ、これは反則だろう…
まずは実力をつけてね!!クリックPrego