モト2『マルケス豪GP、ウィライロー衝突を語る』
本日行なわれたフィリップアイランドGPフリープラクティスで、マルク・マルケス選手が後方よりラタパー・ウィライロー選手を追突する事故が起きた。本来ならば全選手がボックスへ戻らなければならないところ、マルケス選手が高速で(レギュレーション違反)ウィライロー選手を追突してしまったのだ。
マルケス選手は目の上の切り傷と鼻のかすり傷程度で済んだのだが、ウィライロー選手の方は背中を強打し病院へと搬送され、膝の腫れのため検査が行なわれた。
マルク・マルケス選手のコメント
「すごっく厳しい…忘れてしまいたいような一日でした。色々なことが凄く変だったんです。例えば、今朝の転倒とかも。僕のミスによるものなんですが。スピードを出し過ぎていて芝に接触してしまい転倒したんです。セッションが終わりかけてたんで、マシンの具合を確かめておきたくて一周走ってみました。第3コーナーに来た時…すごく高速のコーナーなんですが、誰か選手が走ってたんです。僕はそんなに飛ばしてたわけじゃないんですが、ここのコースってスピードが出るし…その第3コーナーだったんで、普通なら5速で走るところ、多分、僕は4速で走ってたんだと思います。最初の選手を避けたら、前にウィライロー選手が走っていて、ブレーキがかけられる状態ではありませんでした。僕は大丈夫でした。非常に危険な接触だったんですが大ケガをせずに済みました。ウィライロー選手の方も大丈夫だと良いんですが。
午後のセッションではフィーリングを取り戻そうと努力しました。前のマシンで走らなければならなかったものですから。古いシャーシのやつです。新たに慣れるまでに何ラップか走り込まなければならなくて、明日も作業を続けなければなりませんが、もちろん、諦めませんよ。
ペナルティに関しては特に言いたいことはないです。レースディレクションの決定だし、それに従います。ただ、その決定に同意はしてませんが。」
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Motograndprix 2011年10月14日)
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マルケス選手のマネージャーであるエミリオ・アルツァモーラ氏は西サイトの方で
『他の選手よりは速かったけど、マルケス的にはそれほどスピードは出ていなかった。
レギュレーションには速度についての規制はないのだから、将来的に見直しが必要。
今回の決定には同意できないが、裁きと思って受け入れる。』と…。
もしかして、あの脅威の追い上げがまた見れるの?クリックPrego
このペナルティーはこれまでのMoto2の激しいチャンピオンシップを台無しにする、もので残念でなりません
ペナルティーは罰金と警告にしたほうが良いと思いました
せっかく白熱する終盤、SBとMMのガチのチャンピオン争いが観れるのを楽しみにしていたのにガッカリでシラケテしまいそうです。