モトGP『ストーナー:ワイルドカード参戦は楽しめそう』
バルセロナの予選では幾度目やも知れぬストーナーvsロレンソの対決が繰り広げられた。ストーナー選手はフリー走行中、上手く手札を隠して好機を狙い、キャリア40回目となるPPを決めてみせた。それだけではない…バルセロナ・サーキットににおける自己ベスト1分41秒186(予選用タイヤで記録)を、かすめるところまでいったのだ。
「正直言って、そんなに速かったと感じはしなかったんですよ。」と、笑顔で話すストーナー選手。
「ただ800ccに比べ、1000ccと言うのはコーナーとそうじゃない所の間で、かなりの加速が可能なんです。ちょっと残念なのは…最終ラップの前に手を加えたのが、結局、悪く出てしまって。同じセッティングでスタートしてたら、多分、記録を更新できたはずなんですけどね。」
とは言うものの、雨のレースとなるやもしれぬその前日、ストーナー選手は自信に満ちている。
「うちはセッティングに集中することにしてたんですよ…リアに『ハード』を履かせて…温度が変わったらどうしようってビクビクしながらね…で、良いペースを見い出せましたよ。雨になっても問題にはならないでしょう…マシンのセッティングが100%別物なんでストレスの原因になるだけかな。ル・マンとは違う風になるんじゃないですか。ここのコースは大好きで…僕のシーズンはね、ここから始まるんですよ。カタールって言うのはあまり個性のないコースだし…これまでに走ってきたサーキットがあまり好みじゃないのも不思議はないですね。」
唯一の懸念は、ホンダワークスを常に苦しめてきているチャタリングだ。しかしながらストーナー選手は新フロントタイヤ(シルバーストーン戦より使用が義務づけられる)の各種問題点をソフトに表現している。
「予選ではフリー走行よりも辛かったんですよ…特にソフトタイヤを使った時はね。新フロントタイヤは使いませんでした…他のタイヤほど良い手応えがないから。ただ、ペース面では大きな違いはないと思いますよ。前にも言ったけど、時期が来たら馴染むよう学ぶつもりですし。」
引退まで後14レース…ストーナー選手もそれで頭が一杯なのだが、まぁ、ちょっと先のことを想像してみると言うのも悪い話じゃないだろう。
「引退後、なにをするかは分かりません。モトGPで発散させていたアドレナリンをどうするつもりかって多くの人から聞かれるんですが、僕の場合、マシンを限界まで走らせるだけで楽しめますから。どんなマシンでもOK。多分、フリー走行の時にはサーキットに来たりするんじゃないかなぁ…みんな、やってるみたいね。ワイルドカードで、たまに参戦することは考えてませんが。面白そうだけど、一度遠のいてしまったら競り合っていくのは難しいでしょうね。今はただ、家族との時間を楽しむことだけを…今の仕事のせいで、できないでいることをしたいとだけ考えてます。」
ちょいと不思議なことがある。これまでの4戦で、ストーナー選手はイベリア半島でのみ勝利しているのだ。ロレンソ/ペドロサ両選手にしてみれば、ホームのファンらの眼前で王冠脱却して、ストーナー選手との決着を付けねばならないのではなかろうか。しかしながら、ここまでのストーナー選手を見る限り、玉座を降りるつもりはないようだ。
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Gpone 2012年06月02日)
そうか…来年のワイルドカード参戦もありか…
ワイルドカードではKCには深紅のバイクが似合うと思うんですけど、、、
マスコミ「ワイルドカード参戦、あるでぇ!」
KC「まぁ気が向いたら出てやってもいいかね」
カルメロ「だが断る」
MOTOGP 嫌いなんでしょ。出てこなくていいですよ。 他の若手にチャンスを与えてほしい。