昨年のアッセン戦ではヤマハのサテライト機でもって、みごと表彰台に上がったアンドレア・ドヴィツィオーゾ選手なんですが…
今年は…う〜〜〜ん……
イタリア大手サイト『Gpone』も、早速、こんな見出しを出しとりますな。
『Ducati: Dovi preoccupato, sviluppo lento』
(ドゥカティ:ドヴィ懸念、開発遅し)
え〜と、じゃ、おもな部分だけ抜き出してみますか。
★アッセン戦のプレスカンファレンスに参加したドヴィツィオーゾ選手のコメント。
「懸命に作業を進めており、バルセロナでもかなりのテストを重ねましたが、いまだ思うような改善が見られず、ここまでずっと同じフロントを使ってきています。進むべき方向を変えねばならないのは明らかでしょう。
【ドゥカティ移籍を決めた際、ここまで苦労すると思っていた?】いいえ。それまで大変だったんだろうなと言う事は分かってましたが。最初のテスト後、当初のリザルトにはけっこう満足していたし…ただ、上位グループとの差を縮めるべくレースの度に改善されて行く事を望んでたんですが、ここに至るまで、まだそれができていません。
【新フロントは、もうお蔵入り?】バルセロナで投入した開発ステップは、アッセンでは前には進めません。ただ、ラボラトリー機は棚上げにはしませんよ。ミザノで何か試す事になるでしょう。
【イアンノーネ選手は新車台で走る事にしたとか…】彼には合うんですよ。特にフロントに関して、僕ら他の選手に比べはっきりと向上していたし。好きな物を使って走るべきでしょ。僕らにとって、去年のマシンを改良させる事が重要でしたが、いまだそれが叶わず、その理由も分かりません。
【ドゥカティはライダーの意見を重視しない?】問題点ははっきりしてますから…全員にとってね。多分、何年か前はライダーの意見を信じるかどうかって言うのが問題だったんだろうけど、今、何が上手く行っていないかは全員が分かってますから。ホンダやヤマハ相手に競り合うのは難しい事だけど、僕らは言い訳はしないし、当てにしていたような改善は為されていませんから。」
(Source:2013年06月26日 Gpone記事より抜粋)
さて、上の記事と同じく『Gpone』サイトがヴァレンティーノ・ロッシ選手に、「ドヴィツィオーゾ選手にどんなアドバイスをしてあげたい?」と聞いておりまして、その答えがこちら。
《このまま集中し続け、モチベーションも保っていくよう、マシン改善を願って作業を続けるよう言いたいですね。厳しいレースを経てきたけど、このチャレンジに対し相応しい態度で挑んでいますよね。》
(Source:2013年06月26日 Gpone記事より抜粋)
え〜と、それで唯一、新しい車台で走る事となったアンドレア・イアンノーネ選手なんですが…
なんと『Pal Zileri(パルジレリ)』の1日モデルを務めたそうでして。
珍しく、スーツ姿なんぞを披露しとりました。
エール・クリックPrego