インディアナポリス戦前、ロッシ選手と総合首位マルケス選手のポイント差は『46』。
そして、現在の2人のポイント差は『58』。
「どちらも大切な数字ね」とつぶやいていた某ファンの方もいましたが…
まぁ、もう少し縮まってくれると良いんですがねぇ。
ロッシ選手のチーフメカニックとして有名なバージェスさんが、こんな事を話しとりました。
★ロッシ選手のチームメカニックを務めるジェレミー・バージェスが、『La Gazzetta dello Sport』紙に次のように語った。
「ヴァレンティーノ(ロッシ)は異なる操縦をしなければならないんです…すぐに鋭く、ブレーキングではあまりアグレッシブにならないよう…ね。
そして、タイヤはかつてのような助けにはなってくれない。ブリヂストンはミザノに異なるリアタイヤを投入してくるでしょう…役に立ってくれれば良いのだが…このマシンはかなり重くなってますからね。
3つ目のポイントは…セットアップ関連ですね。我々メカニックはヴァレンティーノの思うように操縦できるようにさせてやらなければならないんです。
ヴァレンティーノが自分の方から合わせる事も少しできるが、昔からの独特のライディング・スタイルを完全に変える事はできませんからね。制限となっている真の要素はタイヤ…彼のスタイルに合わないタイヤですね。ヴァレンティーノのブレーキングは強く、そのためタイヤへの圧力がかかり過ぎるんです。頑張れば頑張るほど、遅くなっていてしまう。時々ではなく、各コースでそうなってますね。セットアップでは色々と試してみたが、今日の時点では打開策はありません。アラゴンテスト後、改善された点もあったが、まだ道半ばと言うところですね。やらねばならない事はどっさりある。
2週間前にブルノ・サーキットでテストを行ったので、おそらく今回のレースでは僅かながら有利でしょうが、ホルヘ(ロレンソ)とヴァレンティーノにとって容易い事にはならないでしょう。」
(Source:2013年08月21日 Omnicorse.it記事より抜粋)
そして4つ目のポイントは…
M1ちゃんの愛情ですかね。
《(M1ちゃん)なかよし》
@ValeYellow46 @IMS Vicini vicini pic.twitter.com/t6jlaTNyCE
— Yamaha M1 (@YamahaYellow46) August 21, 2013
速くなれ〜〜〜クリックPrego
素人思考。タイヤだけの問題でもないような。リアに押されてアンダーだった?、滑ってから速くなると言うことは。ターンイン時、前後のグリップバランスの問題が根本にあり、M1自体の性格が、もうロッシ向きではないのでは。ロレンソもブレーキング寄りではあるけれど、コーナリングスピード重視という感じですもんね。
こうなると、もう、対ロレンソという図式になってしまいますよね。開発の主導権。
だから、タイヤと言ってるのか。今のM1でも、硬い構造のタイヤが有ればいけると。アッセンや今回を見てると言い訳には聞こえないですしね。
ロッシは、超一流とはいえ、年齢的にどう考えても下り坂。開発の主導権、対ロレンソでは、勝ち目が…
タイヤも、タイヤ戦争時、片方のエースとか言うのなら、作ってくれるでしょうが。
道具が揃えば、まだまだ勝てる力は十分。インに向かってクルリンと曲がっていく、ロッシ独特のライディングは、個性が有り、特にパッシング時に、より、その魅力が輝きます。
かっこいいもんね、ロッシのパッシング。
三者三様の走り方があり、難しいですよね、道具が必要なモータースポーツは。
仮に台数だけワークスが出ても、相性あるし、レギュレーションの中、それぞれのライダー、納得いくマシンでの、勝負が見たい。無理だけど。