モトGP『セパン決勝の経緯』
★ダニ・ペドロサがル・マン戦ぶりの優勝。セカンドローからロケットスタートで、古典的な独走勝利だった。
ペドロサ選手のコメント。
「良い週末でした…常に速い走りができた。レースはもっと競合いになると思いましたが、首位で突っ切っていけるチャンスを活用しました。アラゴンが悔やまれますね…あそこでも勝てたはずなんですから。」
★2位マルク・マルケス(+2.757)と3位ホルヘ・ロレンソ(+6.669)がレース前半の接戦で沸かせた。中盤以降、各M1機は失速していった。総合ランクでは首位マルケスと2位ロレンソが43ポイント差となった(ペドロサは首位と54ポイント差)。
マルケス選手のコメント。
「嬉しいです。勝利に匹敵する2位でした。ホルヘ(ロレンソ)ともの凄く面白い戦いができました。でも、ダニ(ペドロサ)がすっ飛んで行ってしまって。2位に上がれた時には、もはや離れ過ぎていて捕らえる事はできなかった。危険は冒したくなかったものですから。」
ロレンソ選手のコメント。
「逃げ切りたかったんだけど、ハードブレーキング地点でのロスが多すぎて…その後はタイヤがたれてきて、加速地点でもロスし始めて…どうにもできなかったですね。マルクと戦うようにして、集中できなくさせてやろうと頑張りましたが、今日、あれ以上の事はできませんでした。」
★ヴァレンティーノ・ロッシはまたもや4位(+10.351)。チームメイトのロレンソ選手とは4秒差。ゴール後のクールダウンラップでは亡き友マルコ・シモンチェッリの旗を掲げ追悼走行をした。
★クラウディオ・コルティがポイント獲得圏内の13位(+1’21.603)。
★カル・クラッチローとアルヴァロ・バウティスタが5位の座をかけて接戦を繰り広げ、後者が勝ち取った。
(Source:2013年10月13日 Gpone記事より抜粋)
モト2『セパン決勝の経緯』
★エステヴェ・ラバトがポール・トゥ・ウィン。2位ポル・エスパルガロ(+1.536)、3位トーマス・ルーティ(+2.910)。
★第1ラップ第14コーナー立上がりでアクセル・ポンスやワイルドカード参戦のItturioz、Immammuddin、Kraisart、Zaidi選手らが多重クラッシュに巻き込まれ、レッドフラッグによりレースが中断された。激しい転倒だったにも関わらず、重大なケガはなかった(Zaidi選手がポンス選手に追突され、意識を失い、メディカルセンターへ搬送。鎖骨の骨折が懸念されている)。
★その後、全12ラップでレース再開。
★総合首位のスコット・レディングは7位(+9.840)。レース中断時は4位を走行していた。総合ランクでは2位エスパルガロと9ポイント差。
★イタリア勢トップはシモーネ・コルシの11位(+16.190)。アレックス・デ・アンジェリスは再スタート後の最初のハードブレーキング地点でザルコ選手に押され、リタイヤ。
★再スタート2周目、ニコ・テロールが第2コーナーで転倒。
(Source:2013年10月13日 Gpone記事より抜粋)
モト3『セパン決勝の経緯』
★総合首位のルイス・サロムが優勝。
サロム選手のコメント。
「元のサロムに戻りました…キツかったですけどね。なかなか良いレースだった。総合ランクで差を付けたかどうかは、それほど重要ではないです。重要なのは次のレースの事を考え、全力を尽くす事です。」
★2位は0.069秒差でアレックス・リンス。3位はマヒンドラのミゲル・オリヴェイラ(+0.408)で、KTM集団を相手に健闘。
★ジャック・ミラーが6位で、またホンダ/FTR勢のトップ。
★ニッコロー・アントネッリは好スタートとは言えず、トップ集団で走行していたもののスリップ転倒でリタイヤ。イタリア勢トップはロマーノ・フェナーティの9位(+6.952)。アレッサンドロ・トヌッチは舟状骨を骨折し欠場。
★第1ラップ最終コーナーでジャスパー・イウェマとアラン・テシェが転倒。第4ラップ最終コーナーでエリック・グラナードがシシス選手と接触後に転倒。第8ラップでエフレン・ヴァスケス転倒。
(Source:2013年10月13日 Gpone記事より抜粋)