『ダッリーニャ:ファクトリー2?嬉しくはない』
★ミュンヘンの『Forum Audi』で行なわれたドゥカティ・モトGPチームプレゼンテーションで、アウディ幹部らが次のように発言した。
「我々はオリンピック理念には興味ない。我々が望んでいるのは表彰台だ。」
★ジジ・ダッリーニャ(ドゥカティ・ゼネラルディレクター)が同プレゼンテーションで、次のように答えた。
【もう少しで開幕戦だが…】人生最大の挑戦となります。ドゥカティで働ける事を誇りに思ってます。最重要事項は、ここ何年間かの負のスパイラルを逆転させる事で、次の二点に集中しました。社内とサーキット間のコミュニケーションが活性化するよう組織を再編させる事と、マシン開発です。
【ドゥカティに移籍して間もない身で、オープン・カテゴリー採択と言う重要決定を下したが…】そう言うチャンスに恵まれ…オープン機は開発に向け大変重要ですし…うちは色々と替えて行かねばならない事がありますから。エンジンに手を入れる事もできるし、選手によるコーステストも多くできますから。
【将来を見据えての決定でもある?】オープン機はモトGPクラスの経費削減を目的に生まれたマシンであり、2015年にはうちは高速マシンを売り出したいと思ってます…ライバルメーカーと同価格帯でね。ドゥカティが同決定を下した事は、世界選手権全体にとって重要な事です。
【プレシーズンテストでまずは最初の結果が出たが…どのような作業を?】順調でしたね…タイムもペースも良かったし、選手らもポジティブだった。まだまだ作業はあるが、方向性は決まりました。開発における哲学を変えたんですが、以前は1つの問題だけに集中していたようだが、私はあらゆるエリアに集中するのが好みなんです…各エリアで貴重なゼロコンマ何秒かが削れるようにしてね。
【今シーズンの目標は?】たった3回のテストをしただけでは何とも言えませんが…まずは序盤4レースを見てみて、その後、2014年に向けてのシナリオがはっきりしてくるでしょう。
【既に『ファクトリー2』でライバル陣の度肝を抜いたようだが…】うちが下した決定により不満足に感じている方々もいるようだが…それは、うちの本意ではないので。うちがオープン機にしたのは、マシンの開発ができるからと言う理由だけです。ただ、今や何かしら変わってきてしまい…新たなレギュレーションが登場したわけだが、今のところ、何がどうなるのか私には分かりませんね。
【『ファクトリー2』はアンチ・ドゥカティのように思えるが…】運営陣から出された同案は、実際のところ、うちに不利な方向のもののようですね。ただ、私は夢の世界に生きてるわけじゃない…現実世界に生きてますから。同案の理由について理解できないとする事もできるが、時には妥協案を受入れる必要もありますからね。それで、うちが満足と言う事にはなりませんが。
【『ファクトリー2』は燃料もエンジン使用数も減ってしまうが…】エンジン9基使えるなら、開発には充分な数です。それに減らされるのは、戦闘力が高くなってからでしょ。燃料減量の方は心配してます。オープン機のソフトウェアでは燃料コントロール面で大した戦略は取れませんから。
【その新ソフトウェアのせいで、他のメーカー陣との対立が生じているが…】レギュレーションによれば、全員に使用させるのであれば、変更要請は誰にでもあげる事ができます。全体にとっての関心事となるようなら、要請した者ではなくドルナの経費で開発される事になるでしょう。モト3も含め全クラス同様に行なわれている事です。
【では、なぜ不満が起きているのか?】当然の事ながら、ある改良が導入されたなら、それを要請した者が有利になるでしょう…良く知っている事柄なのだから。それ以外の人間は使えるようになるまでに時間もかかるだろうし…ただ、それも勝負の一環であって。全メーカーが協力を求められ、うちがそれに応えたんです。
【『ファクトリー2』の背後には、その他チームと言うよりはホンダの気配が…】それは憶測で言われている事であって…私に言われてもね。
【具体的にはどんな要請を?】例えば、慣性プラットホームのセンサーの冗長化とか…安全のためにもね。アラゴン戦でのペドロサのようにならないためです。ドルナの関心は、オープン機のソフトウェアをファクトリー機のものに近づけるか事であり…モトGPの将来と見なされてますから。
【ドゥカティ機の話に戻して…その他のプロジェクトに取りかかる際の難点は?】新しい事は何もありません…これまでの自分のキャリアで、どんなプロジェクトを手掛けても良いと言う状態からのスタートは1度しかなかったものですから。それ以外では常に開発について作業してきました。重要なのは冷静さを保ち、各改良点を検証し、根本的な問題点を理解する事。加えて、必要な時間を考慮する事ですね。
【今回のテストで改善できた秘訣は?】私は自分の仕事をしたまでで…手を使う前に頭を使う方が好みなんですよ。何に取りかかるにしても、まず理由有りきでね。そして、ドゥカティ内では技術的な競合いが果敢に行なわれてるんですよ…人的面でも関係は完璧ですね。
【新マシンお披露目は?】デスモセディチ機を根本的に理解するには、もう2〜3ヶ月必要です。将来に向け作業を始めるのは、それ以降ですね。
(Source:2014年03月10日 Gpone記事より抜粋)
あの〜また、どうでも良い事なんですが…
ほら…ダッリーニャさんって、いつも同じしかめっ面に見えるじゃないですか…
だから、ちょっと表情の違う写真を集めると言う…マニアックな事をしてみました。
ちょっとキメてる時。
俺について来い!風。
アンニュイな眉毛の時。
眉間にしわが寄ってるはずの時。
眉毛が上がってる時。
眉毛が下がってる時。
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アンニュイな顔が笑える(^^)
アンニュイなやつは他人に見せちゃいけない顔ではw
アンニュイなの近所の駅のごみ箱あさってた
ダッリーニャさん、切れ者と感じますね、これでここまで苦戦し続けたDucatiの開発がGPで良い方向に進む事を願います。