モトGP『カタールFP3の経緯』
★カタール開幕戦FP3、オープン機のアレイシ・エスパルガロが1分54秒773で総合首位を獲得。
★総合2位はアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ・プラマック、+0.413)で、セッション終盤に直線コースでペドロサ選手の後ろに付きタイムを上げていた。一応、ファクトリー機だがオープン機用の利点(タイヤ、燃料増量)が利用できる。
★総合4位のアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・ファクトリー、+0.477)も、マシンはイアンノーネ選手と同じ条件。
★総合3位のアルヴァロ・バウティスタ(ホンダ・グレジーニ、+0.467)が、正真正銘ファクトリー機の中ではトップとなった。
★ビッグ4選手はT2/T3ゾーンでのタイムがかさみ、マルケス総合5位(+0.673)、ロレンソ総合7位(+0.722)、ペドロサ総合8位(+0.789)、ロッシ総合10位(+0.929)。ロッシ選手はぎりぎり予選1行きを免れた。
★FP3でタイムを上げられなかったのはペドロサ、エドワーズ両選手のみ。
★総合2位イアンノーネ選手のコメント。
「初めてソフトタイヤを活用しきれました…午前のセッションでは、ハードタイヤで走った時と同じタイムだったんですよ。こう言う中で一歩前進できるって言うのは、自信になりますね。好きなコースだし、僕の特徴に合ってるんですよ…ただ、とにかくハードタイヤでどれぐらい改善できるかが知りたいですね…レースではそっちを使いますから。」
★ロッシ&ロレンソ両選手は相変わらずリアタイヤのグリップに問題があり、トラクションコントロールと上手く折り合いがつかないでいる。
★カル・クラッチロー(総合12位、+1.240、ドゥカティ・ファクトリー)が第10コーナーで転倒、ケガはなし。
★ブラッドリー・スミス(総合6位、+0.701、ヤマハ・テック3)が、第5コーナーで激しいハイサイド転倒。ケガはなし。
★途中、小雨により赤十字付きホワイトフラッグが出されたが、コースはドライ状態まま。ただしFP2に比べ、速度が落ちたようだった。
★11位ポル・エスパルガロ、12位カル・クラッチローは予選1行き。
(Source:2014年03月21日 Gpone記事より抜粋)
モト2『カタールFP3の経緯』
★カタール開幕戦FP3、サンドロ・コルテーゼが2分00秒579で首位を獲得。
★サプライズはスイス人のドミニク・エガーターが2位(スッター機、+0.016)。
★エステヴェ・ラバト(3位、+0.067)がコースアウト。ケガはない。
★昨年のモト3チャンピオン、マーヴェリック・ヴィニャーレスが4位(+0.152)。
(Source:2014年03月21日 Gpone記事より抜粋)
モト3『カタールFP3の経緯』
★カタール開幕戦FP3、ホンダ・ファクトリー組が浮上してきたが(2位アレックス・リンス、3位アレックス・マルケス)、首位はFP3回連続ロマーノ・フェナーティ(VR46)の2分06秒121で、コースレコードも更新し、ペースは平均2分06秒。
★フェナーティ選手のコメント。
「ご覧の通り、僕はここのコースが得意なんです。今日は改良を1つ加えたが、あまり気に入らなかったですね。まだまだ改良していかなければ…他の選手も近づいてきてるから。もう少し安定感が足りないですね。」
★ヤコブ・コーンフェル(5位、+0.202)は序盤はタイムを上げるのに苦労していたが、おそらく夜間に走行ライン上に溜まった砂が原因。セッションが進むにつれ、コースは回復していった模様。
★セッション終盤、プッシュしていたエフレン・ヴァスケス(ホンダ機、15位、+1.287)が渋滞の中で転倒。
(Source:2014年03月21日 Gpone記事より抜粋)