『シュワンツ:マルケスはロレンソの頭の中に入り込んでしまった』
★ケヴィン・シュワンツ(1993年500ccクラス総合優勝)が『MCN』サイトで、次のように語った。
「ロレンソの頭の中にマルク(マルケス)がこびりついてしまった…カタール戦で彼が勝ち、ロレンソが転倒して以降ね。つまりロレンソは、この小僧っ子が骨折スタートと言う100%の絶好調でないにも関わらず勝つ姿を見てしまったんですよ。マルクが100%の状態になった暁には、他の選手らにとっては色々と悪くなるだけなんじゃないかって思うね。全てを超ハイレベルで吸収している最中で、マシンを走らせながらある種の事ができ…私だったら転倒するだろうなって時にでもマシンにしがみついていられる。もう恐いものなしでしょ…ケガでもしない限り恐れるものなどない。21才にして大物、隙なしと言うわけだ。そう言う感じ…良く分かりますよ。
私がロレンソやペドロサだったら、フリープラクティスでは毎回、妨害しに行くね…寄って行って、インでハードブレーキをかけてやるとか、縁石の方に押してやるとか…マルクの頭の中に自分の事がこびりついてしまうようにね。(オースティン戦で)ロレンソがスタートでやらかした事はね…マルク・マルケスのせいじゃないのかなぁ…100%ね。もう私は言ってあるからね…カタール戦後、マルクはアンタッチャブルだって。この小僧っ子ときたら6週間もマシンに乗らず、久し振りに乗ったかと思えば勝ってしまうんだから…他の選手に何か問題でもあるんじゃないかって思わせるよね。
もっと自信を得て、好調になってきたら、全員やっつけられてしまうでしょ。自信満々って感じだし…その事はウェイン・レイニーとも言ってたんですよ。マルクはいつも110%のびのびしてるって。マルクは自分自身の中の90〜95%で操縦するタイプじゃないし、それでもってこう言うでしょ…次は予選に向けて最速ラップを出さなきゃならないんですって。で、常にギリギリの走りをする。こう言うのってね…今まで見たことないですよ。」
(Source:2014年04月22日 Motoblog.it記事より抜粋)
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心理戦といえば去年の終盤にロレンソが仕掛けてたなぁ。
マルクが常に110%だって言うのは走りを見ても思うなぁ。