尾野弘樹3位：2014 スペイン選手権（CEV） ル・マン

［下記写真はBruno Performanceフェイスブックより抜粋］

え〜既にリザルトだけはご紹介しておりますが…
5月17日（土）にスペイン選手権（CEV）モト3クラスのレースもやってましてね。
シーズン2回目となる今回は、アウェーの仏ル・マン戦だったわけですが…
いやぁ〜日本の尾野弘樹選手が見事3位で表彰台に乗ってくれちゃいました！！
んでは、まず、尾野選手の喜びコメント、行ってみますか。

それで、レースの方はですね…
序盤はマリア・エレッラ女子選手と、そのチームメイトのファビオ・クアルタラーロ選手で競り合ってたんですが、第2ラップでエレッラ選手がハイサイド転倒をしてリタイヤした後は、クアルタラーロ選手の独走状態となり、結局、2位に4秒近く差をつけての優勝となりました。

そう、そして実は、スタート直後に激しい追突事故がありまして…
その映像がこちらなんですが…管理人なんか、TVで生中継を観ながら絶叫してしまいました。

まず、イタリア人のダヴィデ・ピッツォーリ選手（※余談ですが、けっこうなイケメン君です）のエンジンが止まってしまうんですが、そこに後ろからカザフスタン人のマカール・ユルチェンコ選手が全速力で追突し…
結局、ピッツォーリ選手の方は軽い頭部外傷で済んだんですが、ユルチェンコ選手は右上腕骨および右手首の骨折と肩の脱臼と言う大ケガを負ってしまいました。
そして、レースの方は9周に短縮されて再開（本来は17周）。
もし…全17周していたら…尾野選手ももっと上位に行けちゃったりしたかもしれませんねぇ。

［上記写真はGponeより抜粋］

実はですね、今回、イタリア衛星放送のCEV決勝レース中継では、あのヴァレンティーノ・ロッシ選手が実況解説をしてくれましてね。
まぁ、弟ルーカ選手を始めVR46アカデミーのミーニョ、ブレガ選手らが出てますしねぇ…
で、ロッシ選手…まだ、尾野選手の名前をちゃんと覚えてくれてないんですよ。
尾野選手はけっこうVR46アカデミーの選手らと競合いになる事が多いせいか（※下記写真は50番が尾野選手、97番がルーカ選手）、今回もレース中に「あっ、この日本人は後半が強いから！」って言って、ちゃんと認識はしてるんですが、ずっ〜〜〜と尾野選手のことを『Giapponese（日本人）』って何度も何度も呼び続けてました。
ぜひ、今後はロッシ選手に『Ono』って名前を覚えてもらえるよう、ますます頑張って欲しいもんであります。

そう言えば、話はちょっと戻って…
そのユルチェンコ選手の事故が起きた時、ロッシ選手らがこんな会話をしてたんですよ…

実況解説者「若年ライダーに至るまで転倒した際にはちゃんと規定があって、痛みを感じた時はそのままの状態で動いてはいけないんですよね。“大丈夫、大丈夫”なんて言って立ち上がってはいけない…。」

サンキーニ「でも僕、ちゃんとそう言う風にできた事ってないんですよ。転んだら、すぐに動いてしまって。また、すぐ動けるのは半分ぐらいは無事だったりしますよね。」

ロッシ「昔ね、日本人ライダーがよくじっとしてたんですよ。大したことなくても、端で見ている方は恐かったですねぇ。」

いや…でも、やっぱり、皆さん、痛い時は動かないで下さいね。

そして話は変わって…
このCEVモト3クラスのレースを、あの中本修平HRC副社長が『Junior Team Estrella Galicia 0,0』のボックスから観戦してたんですよ。
マルケス選手のマネージャーことエミリオ・アルツァモーラさんとこのチームなんですが…
つまり、今回優勝したクアルタラーロ選手とエレッラ女子選手が所属しているチームでして。
中本副社長が同ボックスにいる映像が映った瞬間、すぐにロッシ選手が「世界選手権モト3クラスの選手として、ナカモトはクアルタラーロに注目していて…もう話し合いを始めたって聞きましたよ。」ってリークしてました。
いやぁ〜中本副社長…マリア・エレッラ選手のことは、どう思ってるんでしょうねぇ…

と言うわけで…
スペイン選手権、次は6月6〜8日のアラゴン戦となります。
尾野選手に加え、日本人選手は藤井選手、鈴木選手、三原選手、國峰選手も参戦しとりますんで、またまた楽しみですね♡

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