さて、今週末はいよいよムジェッロ戦ですね。
レースの方もドキドキだけど、プールサイドリーグって言うんですか…
契約交渉関係も、また盛り上がるんでしょうねぇ。
取りあえずイタリア各サイトも、次はロッシ選手とヤマハの契約更改だろうって読んでるようですが…
みんな、目が放せない状態ですからね。
え〜と、じゃ…
1週間ぐらい前の段階のダニ・ペドロサ選手の状態を、ちょっとまとめておきますか。
『ペドロサ:第一希望はホンダ』
★2015年からの契約に向け、ダニ・ペドロサが『MCN』サイトに次のようにコメントした。
「僕の第一希望はホンダ残留です。もう何年もここの一員としてやってきてるんで、一番最初に話し合わなければと思ってます。ただ、常に他の可能性にも目を向けておく必要がありますが。スズキに関心をもってもらえ、とても嬉しいですね。ただ、最初の話し合いはホンダとしなければなりませんが。」
(2014年05月21日Omnicorse.it記事参照)
ペドロサ選手のコメントを読んでると…
な〜んだ、ホンダと相思相愛じゃん!!と思えてしまうんです。
HRCチームマネージャーのスッポさんも、
「ペドロサには2015年ホンダに残留して欲しい」って言ってるし。
しかし世の中、惚れた腫れただけじゃ済まないんですよねぇ…
5/21付『Moto.it』記事によるとですね…
ホンダとしてはセカンドライダーに『安定したリザルトが出せ、あまり高くない』選手が欲しいんだと。
だって予算のほとんどは、マルケス選手の方に行ってしまったんだから。
でも、ペドロサ選手の方ではファーストライダー価格を希望しており、それが叶わないなら、他所に行くかな…と。
で、他所と言えば…やはりスズキ。
スズキがライダー契約に約600万ユーロ(約8億3400万円)の予算を取ってるって書いてるんですよ。
内訳の方はファーストライダーに500万ユーロ(約6億9500万円)、セカンドさんに100万ユーロ(約1億3900万円)。
スズキならばペドロサ選手は、当然、ファーストライダーですもんね。
で、ペドロサ本人は今のところ、最終的にはこれぐらいの金額をホンダからも取れると読んでるようなんですが…
まぁ、実際のところは難しいでしょう…と。
つまり、収入が減っても戦闘力の高い乗り馴れたマシンを取るか…
それもと、お金とボックス内での地位を確保して、未知のマシンに挑むか…
ちなみに、スズキ・モトGPチームマネージャー、ブリヴィオさんが10日程前に、こんな事を言っとりました。
『ブリヴィオ:ペドロサには、うちに必要な度胸がある』
★スズキ・モトGPチームマネージャーのダヴィデ・ブリヴィオが、次のように語った。
【スズキがペドロサ選手に関心を示してると、パドックで話題になってるが…】
「うちは誰とも話してないんですよ。プランはあるが…私がペドロサと話し合ったなんて聞いたが、話し合ってませんよ。正式には誰とも交渉してません。パドックに居るわけだから、選手のマネージャーらとは話そうかなぁと思ってますけどね。各選手の状況とかね、何をして、どこに居るのか、どこに行きたいのか…把握しようと思ってね。ただ一番重要なのは、うちの挑戦を受入れてくれるライダーを見つける事でしょ。」
【どんなプランが?】
「各選手がどう考えてるかを把握し、情報収集をしなければ。ホンダ/ヤマハ/ドゥカティのファクトリー6シートは、あまり変わらないでしょう。各チームが交渉を始め…もし合意に達しなかったら、うちにもチャンスが出てくるだろうし。もう少し待たなければね。」
【スズキにはトップライダーと契約できるような予算があるのか?】
「スズキは大手メーカーですから…重要なチャンスが訪れたなら、検討の余地はあります。」
【誰にするのか、いつまでに決める?】
「情報収集をしなければ…それから、早々に会議が開かれるんですよ…多分、日本でね。そこで可能性を検討し、作戦を立てるでしょう。」
【かつてロッシ選手を説得しヤマハに引き抜いたが…】
「あれはヴァレンティーノ(ロッシ)が、あの気違い沙汰に乗ってみようと決めたから可能だったんです…それほど戦闘力の高くないマシンで勝てるってところを証明したがってたんです。モチベーションが高かったんですね。現在のうちのプロジェクトに必要なライダーは、そう言うモチベーションを持っていなければ。うちが2016年に他のチームと同じレベルに達せられるよう、懸命に作業してくれるライダーですね。」
【それをペドロサ選手に話す?】
「ペドロサは、うちの挑戦に必要な度胸を持ったタイプの選手ですね。」
(2014年05月16日Diario AS記事参照)
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