MotoGP

スズキ復活の日々:ラヴァティ&ドプニエ、ガチョウを避けつつ進歩


さて、レースの合間合間にスズキが着実にテストを繰り返しております。
今回は、5月末にユージン・ラヴァティ選手が日本の岡山で初モトGP機テストを行ない、そして、今回はフィリップアイランドでのテストも終了しました。

『スズキ・テスト:転倒しつつ進歩』

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★スズキ・モトGPチームが6月5日、フィリップアイランドで行なっていた3日間のテストを終えた。同地は冬の初めで、気温15度前後、路面温度20度前後だった。

★雨やコースコンディションにより、各種ブリヂストンタイヤおよび新パーツ、セッティングの検証など、技術陣およびテストライダーらが望んでいた進捗はずいぶんと妨げられた。

★今回のテストライダーはランディ・ド・プニエと、ユージン・ラヴァティ(Voltcom Crescent SuzukiよりSBKに参戦中)。ラヴァティ選手は6日よりSBKセパン戦のFPが始まるため、同テストの初日〜2日目のみ参加した。

★ラヴァティ選手は初日、高湿度でコースが滑りやすくなっていたため転倒。毎日、寒さによりテストの大半が潰されたものの、2日目は37周回をこなした。

★路面が滑りやすく、両テストライダー共、第1コーナーで転倒。同テスト期間中、サーキット内にガチョウの大群が襲来しており、ド・プニエテストライダーはコースに侵入した1羽を避けようとしての転倒だった。

★36周回をこなしたド・プニエテストライダーのコメント。
「全体的には、アルゼンチンのテストよりは若干ツイてました。少なくとも2時間以上はテストできましたから。ただ、コースが乾くまで何回か待機を強いられましたが。理想的なコースコンディションとは言えなくて…気温も低かったですからね。そのうえ、スズキにとっては初コースだったし、モディファイもいくらかしなければならなかったものですから。次回の(ここでの)モトGPレースに向け、ブリヂストンタイヤも少し試してみたし、サスペンションのバランス設定も少ししました。電制システムに関しては、凄く良いトラクションコントロールの新ストラテジーを見つけたんですよ…うちにとっては一歩前進でしたね。」
2014年06月05日Gpone記事参照)


まぁ、今回は天候もいまいちだったんで、ロングランとかレース・シミュレーションはしなかったんだそうです。
今シーズンはヴァレンシア最終戦へのワイルドカード参戦が控えてますから、ぜひ、じっくりテストを重ねて欲しいもんですね!
いやぁ〜今年は楽しみが多いなぁ♡



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