MotoGP

ロッシ『フェナーティ、モト2昇格せよ!』、ロレンソ、クラッチロー、レディング…etc:2014バルセロナGPこぼれ話


『2014バルセロナGPこぼれ話』

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★モト3クラスで3勝をあげ、総合2位に付いているロマーノ・フェナーティ(VR46チーム)が来季の去就について検討している。本人はモト3クラスで総合優勝を果たしてからモト2昇格を考えたいと話しているが、チーム代表のヴァレンティーノ・ロッシは次のようにコメントした。
「実際のところ、その件についてロマーノと話し合った事はないんですが、僕としては、モト3でタイトルが取れなくてもモト2に昇格すべきだと思いますけどねぇ。モト3クラスも、もう3年目でしょ…昇格できる状態だと思うんですけどね。そう言う事になったら、チームも一緒に昇格するかどうか検討しないとね。色々と他の要素が絡んでいて、それに依るでしょうけどね。」

★ホルヘ・ロレンソが6月12日(木)に、こう言っていた。
「(バルセロナは)ヤマハ向きのコースですね…1速の加速地点がないもんですから。」
そして、15日(日)には次のように言っていた。
「最大速度と加速地点であまりにも苦戦してしまった…特に5〜6速の所で苦戦しました。」

★バルセロナサーキットはF1レースも開催されるため、データを比較したところ、直線コース終盤ではモトGPはF1より平均時速20km速いのだ。
バルセロナ戦で最速だったのはアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティファクトリー)で時速346km。続いて、アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ・プラマック)の時速345km、ヨニー・エルナンデス(ドゥカティ・プラマック)の時速344.7km、ステファン・ブラドル(LCRホンダ)時速343.6km、マルク・マルケス(ホンダファクトリー)時速343.7km、ダニ・ペドロサ(ホンダファクトリー)時速343.6km、ポル・エスパルガロ(ヤマハ・テック3)時速343.6km、アルヴァロ・バウティスタ(ホンダ・グレジーニ)時速342.8km、ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)時速342kmとなっている。
最も遅いのがホルヘ・ロレンソ(ヤマハファクトリー)の時速339.3km。
ロレンソ選手のコメント。
「うちは安定感が増すよう、パワーを落とさなければならなかったんです。」

★モト3ルーキーで、バルセロナ戦で初表彰台を獲得したエネア・バスティアニーニが、ゼッケン33番の意味を語った。
「僕、3才3ヶ月で初めてミニモトに乗ったんです。だから33番なんですよ。」
2014年06月17日Moto.it記事参照)



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★ホルヘ・ロレンソがブラジルW杯について、次のように語った。
「僕の方は、タイトル獲得はほとんど不可能だけど、W杯の方は全てがまだ未定の状態だから。スペインにタイトル争いをしてもらいたいけど難しいでしょうねぇ…ドイツはかなり強いし、ブラジルはホームな訳でしょ。イタリアも常に加わってくるし。でも、スペインも凄いチームだと思いますよ。」
2014年06月16日Diario AS記事参照)


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★バルセロナ決勝レースでスコット・レディングが12位でゴールしたが、レース後、レディング選手のタイムに0.5秒が加算され、13位となった。理由は第1コーナーをショートカットしたため。
レディング選手はショートカット後に減速したものの、処罰を免れる事はできなかった。
レディング選手のコメント。
「第1コーナーの坂でトラブってしまい、転倒の危険もあったんで若干コースアウトする事にしました。そのせいでタイムを少し稼いでしまい…ただ、次のセクターで減速したんですが。でも、その稼いだ分のタイムを加算されてしまいました…あの減速は考慮されなかったんです。受入れ難いですよね…もし減速しなかったら、タイムを加算されても順位を落とさずに済んだだろうに。ちょっとがっかりしてるが、仕方ありませんね。」
2014年06月16日Omnicorse.it記事参照)


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★6月16日夜、ルイス・サロムがバルセロナの病院で右手の手術を受けた。

★バルセロナGPもと2決勝レース中、サロム選手はコース中央で転倒し、後続のジョナス・フォルガーが避けてコースアウトしたお陰で九死に一生を得た。

★しかしサロム選手は右手小指に骨折を負っていた。

★サロム選手は本日16日には退院している模様。アッセン次戦は参戦できる見通しである。
2014年06月16日Omnicorse.it記事参照)


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★決勝レース第9ラップで13位を走行中に急にリタイヤしたカル・クラッチローのコメント。
「序盤ラップからマシンの挙動が異常で…終いにはダッシュボードのランプのいくつかが点かなくなってしまい、マシンが完全に止まってしまったんです。」

★アルヴァロ・バウティスタも第4ラップを11位で走行中に、電制システムの異常でリタイヤしている。

★アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティファクトリー)が去年のバルセロナ戦に比べ、首位とのタイム差を半分に縮めた。
2013年バルセロナ戦でドヴィツィオーゾ選手は首位ホルヘ・ロレンソと32秒692差で、7位でゴールした。今年は8位ながら、首位とは16秒175差だった。
ドヴィツィオーゾ選手のコメント。
「いつも通り、見方によりますね…当然、8位自体は大したことはないが、このリズムを維持できた事も、去年より前進できた事も満足してます。」
2014年06月15日Moto.it記事参照)




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