『Marc VDS Racing:去るリヴィオ・ロイ、残るエステヴェ・ラバト』
★『Marc VDS Racing』チームのエステヴェ・ラバト(上記写真の右)が2015年も同チームよりモト2参戦するよう契約更改をした。
ラバト選手のコメント。
「一連の理由により2015年も『Marc VDS Racing』に残れて嬉しいです。一番の理由は僕同様、チームが勝利に向けて一生懸命なところですね。勝つのに必要な事すべてを保証してくれるようなチームなんです。だから、他に行く必要なんてないでしょ?現在、全てが整っていて、今シーズン初めに誓った事を…レース優勝とタイトル獲得を成し遂げるべく集中しています。今までモト2チャンピオンを防衛した選手はいないでしょ…だから、一番最初にそれができればと願ってます。」
★ラバト残留について、同チームマネージャーのミハエル・バルトレミー氏が次のようにコメント。
「当然ながら、来年、ティト(※ラバト選手の愛称)が『Marc VDS Racing』チームに残ってくれて嬉しいですよ。来季に向けモトGP昇格のオファーが2つは来てましたからね。待つよりも、うちに残る事にしてくれたんですよ。これからは今シーズンの本人の目標に…本人にとって、それからチームにとっての初タイトル獲得に向け、がっちり集中できますね。」
★同チームからモト3参戦しているリヴィオ・ロイ(17才、ベルギー出身、上記写真の左)は予想以下のリザルトにより解雇となった。
バルトレミーマネージャーが次のようにコメント。
「昨年の冬…12月にリヴィオとはきちんと話してます…うちでは第7戦まで彼に投資するとね。それで全て賄ってきたんです…テストに各種準備、FP等々。第7戦後、トップ15位以内に入る事を期待してたんですが…。ただ、バルセロナ戦で駄目でね。何回か話し合った結果、マシンの戦闘力がないのだと彼が言ってきたんです。アッセンとザクセンリンクで更なるチャンスは与え、KTM機に替えてもみたが(※それまではカレックス/KTM機)何らの結果も出ませんでした。実のところ、ザクセンリンク戦後すぐに後任を探し始める予定です。コンセプトは、経済的にグランプリ参戦が厳しいライダーを抜擢する事ですね。現在の状況で誰かを探してみますよ。何もしていないか、国内大会で好成績を出しているような選手をね。今シーズン最終戦まで参戦できるようチャンスを与える予定です。」
(2014年07月17日Motograndprix記事参照)
え〜と…スペイン『Marca』サイト記事によると、ラバト選手に来ていたモトGPオファーと言うのはオープン機のと、ドゥカティ・プラマックのだそうです。
そして、リヴィオ・ロイ選手後任としてインディアナポリス戦から参戦させるのに、ホルヘ・ナヴァッロ選手(スペイン選手権モト3クラス参戦中)の名前があがってるようですな。
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Titoは、プラマックに行かなくて正解だと思います。
今シーズンのように若手に対する高い壁になって欲しいです。
これから昇格してくるだろう、ジャック・ミラーやアレックス・マルケス、リンス、フェナティなどの有望株に、中量級クラスの凄さ、厳しさを教えてやってください!