『マルケス:実に奇妙な転倒』
★フィリップアイランド決勝戦で首位を走行中、ゴールまで後10周と言うところで転倒リタイヤとなったマルク・マルケスのコメント。
「実に奇妙な転倒でした。タイトルも取ったし、前よりリスクを冒して走っていたんで…コントロールするのは難しくなりますね。本当に珍しい転倒でした…リズムを落とし始めたところで転んだんです。
今回の事は過ぎた事とし、つぎのセパン戦の事を考えていきます。」
(2014年10月19日Marca記事参照)
『ホンダ:ブラックサンデー』
★フィリップアイランド決勝戦で首位を走行中、ゴールまで後10周と言うところで転倒リタイヤとなったマルク・マルケスのコメント。
「今日はプレッシャーが全然なかったもんですから、いつもと違うアプローチをしてみたんです…後ろを大きく引き離そうと、最初から強くプッシュしてみました。良いレースを進めてたんですよね…転倒するまでは。もったいない事をしました…転倒したのは、それほど無理してない時だったんですから。転倒多発の変なレースでしたね…気温が低かったせいもありますね。」
(2014年10月19日Motosprint記事参照)
『マルケス:ドゥーハン風のレースを狙っていたが…』
★フィリップアイランド決勝戦で首位を走行中、ゴールまで後10周と言うところで転倒リタイヤとなったマルク・マルケスのコメント。
【フィリップアイランド戦なんて、なくして欲しい?】
「(笑)いえ、いえ…なくして欲しいなんて頼まないでしょ…世界選手権でも一、二を争うような最高のレースだし、操縦するにも素晴らしいし。でも確かに、シーズンの初めに開催するって言うのも良いですよね…もっと暖かいし、転倒もかなり減るんじゃないんですか。でも、全選手同じ条件だし、結局のところ、うちは良い週末をこなせました。」
【どうしたら、こんな日も笑顔でいられるの?】
「まぁ、チャンピオンなんですから…(笑顔)」
【去年、ここで失格になった時は、まだチャンピオンじゃなかったが、やはり笑顔だった…】
「ええ。でも、今回とは違いましたけどね。笑ってはいたけど、落着かなかったですよ。今年は何か起きるかもしれないとは分かっていた…ちょっとミザノの時に似てますね。何が起きるのかなぁ〜と思ってスタートし…いつもとは違うレースをしようと思ってたんです…僅かな周回で4秒の差をつけてね。(ミック)ドゥーハン風のレースをしてみようと思ってたんですよ。」
【12勝目をあげていたらドゥーハン元選手の記録に並んでいたが…】
「昨日、ドゥーハンと話したんですけど、ここでタイ記録になったら凄いねぇって言われました。でも結局、そうはならなかった。今度はセパン次戦で挑みます。セパンで叶うかどうか。」
【では、ドゥーハンもがっかりしてるかも…】
「いや、それはないでしょう(笑)。とにかく、この3戦は僕の運はすべて弟に行ってくれると良いんですが。」
【総合2位はロッシ選手だと思う?】
「こんな超難しいレースに勝って…35才だなんて信じられないですよ。セパン戦次第なんじゃないですか…ヴァレンシアはヴァレの得意なコースじゃないから。でも、絶対にチャレンジしてくるでしょうね。」
(2014年10月19日AS記事参照)
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ミック・ドゥーハンは、年間12勝の他にもう1つ年間記録を持っているんですよね。
年間勝率です。
ドゥーハンが12勝した1997年シーズンは、全15戦なので年間勝率は80%です。
全18戦だと、年間勝率80%は14.4勝。記録を更新するには、全18戦中15勝すること。
う~ん。こんな記録は更新しなくていいですね。観ていてつまらない。
来シーズンは、年間8勝でチャンピオン獲るくらいの激しい争いがみたいです。
同感です。
かつて2003年の終わり頃に、玉田誠氏が「来年は最低5勝」と言っていたのを聞いて「そんなに勝ったらあやうくチャンピオンが見えてきちゃうよ玉田さん!ワクテカ」と思ったものですが、そのぐらいの数字の拮抗した競い合いが見たいです。
それにしても確かに1997年はドゥーハンばかりが勝っていたイメージがありますが、戦慄を覚えるような勝率ですね。
この年間勝率記録は思い出としてそっと埋めておいて、掘り返さないでいただきたいです笑。
年間勝率はアゴスチーニが10戦全勝の勝率100%をマークしていたかと思います。
最多勝はあと2戦を勝てばというところですが、マルクファンの自分としては更新するところを見たいですね。
すごい戦績ですね、1968年。
さすがは伝説のライダー。
びっくり、上には上がいましたか!年間勝率100%…知りませんでした。
マルケスが12勝でミックにならぶというのは違うと思ってたんで…。
本当に奇妙でしたね。
ポル、カル、そしてマルケス!
まるでオイルにでも乗った様に瞬時に転倒して。
皆、立て直す動きすら出来ないうちに倒れてる。
タイヤだけじゃなく、フィリップアイランドの路面にも問題があるんじゃないですかね?
路面のミューが均一じゃないとか、埃が集中的に溜まりやすい場所があるとか。
フリープラクティス中にも何名かが同じような転倒してましたよね…
自分にも起こることかもしれない と強く考えなければイケナイてことですね
マルクが転倒したあたりからコンディションが激変したんでしょうか・・ カール曰く、コースが冷えてきたのは分かっていたけど、プッシュしないともっと冷えてしまうので、ある程度はプッシュせざるを得なかったと言っていました。 マルクのケースが少し状況が違ったと思いますが、今のタイヤの特性は3秒/周程度ラップタイムを落とすと、それはそれで危険なんでしょうね。 自分には想像の域を出ませんが・・・
マルクがチャンピオンのインタビューで、「自分はいつもニコニコしているので楽には知っていると思っていたかもしれませんが実はプレッシャーーが凄かったんです」の言葉にはある意味感動しました。 そんなに簡単にレースに勝てない事を、マルク自身が証明しており、それが逆に彼のチャンピオンの価値を高めているように感じます。
来年はどうなるんでしょう。 楽しみです。
一度、検証するべきことではないかと素人ながら思います。
大きくスピードを落とすと危険らしいですね。
2010年のロッシのムジェロの事故がそうでした。
後続に道を譲ろうとスピードダウンした途端、急激にタイヤが冷えてしまった、、、。
開放骨折になる大怪我でした。
今回は誰も怪我人が出なくて良かったです。
いずれにしても選手各々、我々素人からすれば、まさにタイトロープの上を渡っているようなものですね。
マルケス(「とんでもないガラクタをブリヂストンに摑まされてしまった。もっとしっかりしてくれないと困る」ってコメントしようと思ったのに、ホルヘに先を越されて機を逸してしまった…)
商業主義を最優先にしたドルナの所為ですね。
ヨーロッパでの放送時間に合わせて午後4時スタートにした為
急激な気温低下が起こる時間帯にレースが行われることになってしまったのが原因。
気温低下+右コーナーが少ないの相乗効果でタイヤが冷え切った状態でコーナリングせざるを得ない状況が発生してしまったようですね。
なるほど!
確かにその時間じゃ気温が下がる一方ですね!
オーストラリアも、まだ春ですし。
これが一番の原因でしょうね。
商業主義の御都合主義というわけで!
だとしたら酷いですね。
ともかく納得できました!
ありがとうございます!
ちょっと詳しく知りませんが、素人的にはコンパウンドの境目が例えばど真ん中にあるとして、両方が接地していたら、グリップの良いほうにきれこむのは当然な気がするんですがどうなんでしょう。消しゴムを押して、右側がベタベタで左側がツルツルだったら右に曲がるでしょう。両方のコンパウンドが同時に接地している時にフロントブレーキをかけたらグリップのいいほうにいきなり切れ込むのは当たり前な気もするんですが。左右非対称の境目はどこなんでしょう?それくらいは考えてる?だんだん変わっていって明確な境目はないとか?
確かにそれはあるかもしれないですね。
知りたいところです。
ふむ、これはブリジストンの山田さんに教えてあげるべきですよ。
そうだったのかぁ!!って左右非対称は止めようってなるかも
ちなみにメッツラーは、境目が見えない、みえにくくなってます。
800cc時代のリアタイヤの話ですが、BSの山田さんの説明が聞けます。
http://ms.bridgestone.co.jp/tire_movie/index.html
コンパウンドについては、6分過ぎくらいからです。
センターコンパウンドがあって、その左右にサイドコンパウンドがあるので境目は2か所ですね。
どうもありがとうございます。サンドイッチみたいな感じなんですね。でもじゃあちょうどブレーキングしながら5度10度傾けたくらいで急にグキっといく感じなのかなあ、どうなんでしょう。やめとこう、というロッシのカンは正解だったんでしょうね。
やっぱり境目がはっきりしててもしてなくても、接地面の左右でグリップが違えば変な挙動になりそうですよねえ、ブリジストンの説明が聞いてみたいなあ。
80年代前半?のラジコンのタイヤを思い出した。タミヤのF-1かF-2でサンドイッチタイヤというのがあったな〜。キャンバー角を利用して、コーナーリング時のみスポンジが接地。直進時はゴムが接地することにより意図的にグリップ力を減少させ直進安定性を出すためだったような。
それはそうともフロント非対称はいくらmotoGPレベルのライダーでもいきなり使いこなせる代物ではないようだ。