『ミラー:僕ってイカレてる?ライダーとしては平均的』
★ロンドンで2月18日、ホンダLCRのプレゼンテーションが行なわれた。
★モト3クラスから飛び級昇格し、今年からモトGPクラスに参戦するジャック・ミラーは新世代ライダーらのように、一言一言細心の注意を払って発言するようなこともせず、また、同プレゼンテーションにも両耳の上を刈り上げたヘアスタイルで登場した。
ミラー選手のヘアスタイルについて、チームメイトのカル・クラッチローが次のようにコメントした。
「あの髪…遅かれ早かれ、オレが切っちまいますよ。もしかしたら、今晩やるかも…(冗)」
★ミラー選手のコメント。
【モトGPへの飛び級昇格についてキチガイ扱いされる?】
「そんなことはないんじゃないですか…ライダーとしては、自分は普通だから(笑)。」
【大きな賭けだと言ってる者は多いが…】
「僕は、そうは思わないんで。もの凄いチャンスが巡ってきて…ホンダからのオファーなんて、一勝に一度来るか来ないかってもんでしょ。僕はそのチャンスを掴んだってこととです。」
【モト3クラスではタイトルを逃してしまったが…】
「過去は消せないですからね…2014年になるまでは表彰台にも上がったことなかったってのに、(2014年は)最終戦までタイトルができたんですから。ミスはいくつかしたけど、素晴らしいシーズンでしたよ。」
【第1回セパンテストには、謙虚な大人の態度で挑んでいたが…】
「ホンダ機ってのはケダモノですね。モト3クラスで、僕が好んでウイリーしてたのは知ってるでしょ…モトGP機の方が、もっと良いんですよね(笑)。初めて乗った時は、もう素晴らしかった。絶対、これまで自分が乗ってきたマシンの中で最高ですね。重量もパワーもモト3機なんてもんじゃない。今の段階では、一番読みの難しいのはブレーキングでしょ。その辺は、まだまだやる事が山積みで…どの走行ラインで走るかって言うのもそうですね。」
【自宅でもコースでも努力してるようで…】
「1周毎に良くなってってますね。今年の目標としては、常にポイント圏内に入っていたいんです…あまりに転倒しすぎないようにしてね。まぁ、それからどうなるか。」
【優秀なオーストラリア人ライダーが先輩方に多くて…】
「ミック・ドゥーハンとかワイン・ガードナー、ダリル・ビーティー、ケーシー・ストーナー…ケーシーは驚異的な才能ですよね。今は僕もいるし、ガードーナーの息子もいるし…ちょっと責任感じますよね。でも、何も考えないで、作業に集中してる方が良いでしょ。」
【SBKフィリップアイランド開幕戦にはトロイ・ベイリスも参戦するが…】
「トロイとは本当に親しくさせてもらってるんですよ。今回のことは本当に良かった。かなり速いと思いますよ。」
[下記写真は『Mediaset.it』より抜粋]
(2015年02月19日『Gpone』記事参照)
[amazonjs asin=”B008X09XHK” locale=”JP” title=”ラスト・オブ・モヒカン ディレクターズカット Blu-ray”]