『2015 バルセロナ モトGP FP2トピックス』
★6月12日(金)、バルセロナ戦モトGPクラスのFP2が行われた。
★首位はアレイシ・エスパルガロ(スズキファクトリー)の1分41秒158。同タイムはスーパーソフトタイヤと、新エンジン(直線コースではまだ時速10kmほど遅いが、トラクションで稼いでいる)を駆使して記録。レース用タイヤでは平均1分42秒5前後で走行し、これを上回るのはホルヘ・ロレンソのみ。
★2位はマルク・マルケス(ホンダファクトリー、+0.285)で、少数派のフロントにハードだった。ハードブレーキングで苦戦しているが、ホンダが投入した新パーツ(今回はマフラー。前戦はスイングアーム)によって軽減されている。第1コーナーでは2回大きく膨らんでいた。
★3位はダニ・ペドロサ(ホンダファクトリー、+0.631)。マルケス選手と共に、唯一、リアにミディアムを履いて1分42秒の壁を破ってみせた。
★ドゥカティ勢が浮上。ドヴィツィオーゾ選手が4位(+0.665)、イアンノーネ選手が6位(+0.780)。両選手とも終盤はスーパーソフトタイヤを使用。両選手ともFP1セッションではマシンにフレキシブル・ウィング(スポイラー)を取り付けていたが、通常よりは高い縁石にも接触しないことを確認すると、スタンダードの方に戻していた。
ドヴィツィオーゾ選手のコメント。
「特殊な1日でしたね…グリップはないし、陥没に入るとマシンは操縦不可能だし。1周タイムもペースも削っていかないと。タイムは良いけど、手応えがイマイチでね。作業を進めて、レースに向けてどう言う風に調整していくかを把握しないとね。」
★7位はホルヘ・ロレンソ(ヤマハファクトリー、+0.876)。セッションを通してリアタイヤは1本しか使ってなかった。同セッションでは実質12周回したのだが、それらを全て1分42秒台で走行してみせた。
★チームメイトのヴァレンティーノ・ロッシは更に苦戦し、11位(+1.209)。ハードブレーキング&コーナー進入と格闘している。セッション大半をハードのリアタイヤで走行し、リズムは1分42秒9。その後、終盤にミディアムを履き、0.5秒近く削ってみせた。
(2015年06月12日『Gpone』記事参照)
『2015 バルセロナ モトGP FP2リザルト』
[amazonjs asin=”B00RBE2PXS” locale=”JP” title=”丸三タカギ 彫り込み済表札 ドライエッチング MPA-S-5-4-鈴木 彫り込み名字: 鈴木 【完成品】”]
スペイン勢強し!
イタリアに続き、スペインもまた盛り上がってるんでしょうね。